Active Directoryのインストール方法を学ぼう
Windows Serverを入れたら次はActive Directory
2010年04月06日 09時00分更新
ドメインコントローラ役割を追加(昇格)する
Active Directory構築手順は自動化が進んでおり、事前設定をほとんど必要としない。トラブルシューティングに備えて、何が行なわれているかを知っておく必要はあるが、実際の作業はWindowsに任せよう。具体的な作業は以下の通りである。
TCP/IPの構成
DNSサーバは、最終的にドメインコントローラ自身に構成される。しかし、インターネット上の名前解決を行なうために、最初は外部のDNSサーバを指定しておく(画面1)。これにより、ドメインコントローラ構築中にフォワーダが自動構成される。
役割の追加
「初期構成タスク」の「役割の追加」または、「サーバーマネージャ」の「役割」を右クリックし「役割の追加」を選択すると、ウィザードが起動する。追加の手順は以下の画面の通りだ。
これで、Active Directoryドメインコントローラの役割が追加された。ただし、まだ使えるようにはなっていない。次は、「Active Directoryドメインサービスインストールウィザード」で、Active Directoryの構築を行なおう。
(次ページ、「インストールウィザードの実行」に続く)
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