• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024May

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

戦場レポート 1ヵ月目――1年戦争編

R35のネオ・ジオン入隊でも大丈夫! GNO3 5つのポイント

2010年04月08日 18時00分更新

文● 佐久間康仁/ASCII.jp@ハマーン様 命

ポイント4 戦略の質が変わった!
低+高狙いはお預け? MS/MAの開発も戦略的に!

 前述のように、パイロットの成長やスキル獲得は運任せ(パイロットが持つスキルパターン次第)の要素があり、GNO2よりも戦略性が減ったの? と思うかもしれない。

 GNO3は、GNO2までの戦略(索敵範囲や武器/盾の有無、機体の改造など)とは大幅に異なり、従来の常識は通じなくなったと思った方がいい。言い換えれば、すべてのプレイヤーが同一条件でスタートして、新たな戦略を編み出す楽しみができた、というわけだ。

部隊の戦略設定の画面

GNO2では、パイロット1人ずつに「索敵範囲」「狙い」「武装」などを割り当てるため序盤はかなり忙しかった。GNO3ではこれらの手間が大幅に削減されたが、GNO2までの作戦が使えないのは残念!? 強/高/低/弱狙いを決める「隊列」は、隊長のレベルアップによって1つずつ解禁される

 たとえば「低狙い」「高狙い」などの戦略は、パイロット(MS)1つずつに設定するのではなく、フォーメーション(隊列)によって決まる。今回新たに「弱狙い」(搭載値が一番低いMSを1番機が狙う)や「強集中攻撃」などの作戦もできたので、敵陣営や任務ごとの登場MS/MAやその動きをしっかり見極めることが肝要だ。なお、このフォーメーションは隊長のレベルアップによって少しずつ解禁されていく(使用可能になる)。序盤は、任務などで一緒になった部隊のフォーメーションを真似してみるのがいいだろう。習うより慣れろだ!

GNO3でMS/MAを入手するには、自分で「開発プラン」を実行してから補給Pで購入するか、マーケットで他のプレイヤーが売りに出したMSを買うしかない。先に出た開発プランは開発Lvが進むごとに下がるほか、関連するMS/MAを開発済みでも下がる。ここにも戦略が求められる

 さらに、MS/MAの入手は開発Pを使って「開発プラン」を自ら実行しなければならない。開発プランは、経過日数(週)ごとに技術Lvが上がっていくが、次期技術LvのMS/MAもより高い開発Pを払うことで一足先に購入可能になる。逆に過去の技術Lvは開発Pが大幅に下がる。ただし、通常機MSは5機、限定機MSやMAは2機までという購入制限があり、これを超えて購入することはできない。開発Pが足りなくて開発プランが実行できない、すでに5機以上作って売ってしまったMSが再び必要になった場合などは、マーケットやトレードチャットを通じてユーザー同士で融通する必要がある。ここにも戦略や市場性という新しい要素が発生するわけだ。


ポイント5 新ユーザーインターフェース 革命的に便利になった!戦闘中もマルチタスク

 かなり細かい部分まで踏み込んでしまったが、GNO3をお勧めする最後のポイントは、これらの大幅な改良を遊びやすく仕上げた新ユーザーインターフェースだ。ワイド液晶パネルの普及に併せて、ゲーム画面は横1024×縦600ドット。XGA画面よりも縦が短いネットブックでも遊べるように配慮されている。

GNO2から一新された操作パネルの画面。戦闘中でも、トレードやMS補給の途中でも、画面の切り替えが可能になった。画面下には、メールやトレードなどの新着を示すアイコンが並ぶ。また、「戦闘表示:ミニ」(右)に切り替えて任務や野戦の途中経過を見ることもできる

 右下にまとまった操作パネルにも注目。8つのヘックスがボタンになっており、戦闘中でも編成の切り替えやトレードなどの操作が可能になった(GNO2では戦闘の合間に操作する必要があった)。さらに、MSの補給やマーケットでの購入、パイロットの補充などの際に、中断や取り消しすることなく手持ちのMSやパイロットを確認することができる。いわばマルチタスクというわけで、すこぶる操作性がいい。

 操作中も戦闘が気になる場合は、右下の「戦闘表示:ミニ」にカーソルを載せると、操作パネルがミニチュア戦闘画面に早変わり。「操作表示:ミニ」を1クリックすればメイン画面が戦闘画面へと切り替わる。

 下に並ぶ4つのシンプルなアイコンは、左から「メール」「トレード」「マーケット」「大規模任務」の新着を教えてくれるもので、点滅しているアイコンをクリックすればすぐに新着情報を確認できる。特に「トレード」が便利で、「立てました~」「受け取りました~」といちいちチャットで宣言しなくても、状況が把握できる。

 さらに、右端縦の緑色のゲージは、修理状態を示す。このゲージが上までいっぱいになると次の戦闘が始まるというわけだ。


シンボルマークにもこだわれ!

 GNO2までも、部隊にチーム名のほか「2つ名」(いわゆる通り名)を付けることができた。今回はエンブレム(シンボルマーク)を付けることができる。前述のように、エンブレムは3DモードのMS/MAにも表示されるので、ぜひこだわりたい。

エンブレムの編集画面(左)。できることは限られるが、アイデアと絵心で勝負! ランカーさんのエンブレムも参考になるぞ。作ったエンブレムは、3DモードでMSやMAにペイントされていることが確認できる(右)。オリジナルデカールを貼ったガンプラのようで、わくわくするじゃないかっ!

 エンブレムは最大4層のレイヤー構造でシンボルマークを組み合わせて表現する。シンボルマークは拡大・縮小はできず、位置をずらす、背景色を変える程度の簡単な編集機能しかないが、ランキングを見ると上手く組み合わせてガンダム世界にピッタリなエンブレムを作っている人も多い。ぜひ読者の皆さんも挑戦してみてほしい!

 さて、GNO3の世界は開始後1ヵ月経た4月3日の大規模戦闘で“1年戦争”を終結。その3年後――つまり0083“デラーズ・フリート”の時代へと移行した。ここから先は、GNOシリーズを通じて初の世界であり、可変型MS/MAや「サイコガンダム」、そしてハマーン様の愛機「キュベレイ」の登場もまだこれから。どんな展開を見せるか、GNO3プレイヤーすべてがワクワクしている状態だ。

 かくいう私はもちろんハマーン様の元に馳せ参じるべく、ジオン陣営で奮闘(現在はデラーズ・フリート)、その登場を今や遅しと待ち望んでいる。GNOシリーズは未経験でも、先行してプレイしている人が優しくリードしてくれるサーバーばかり。10日間の無料体験期間もあるので、出遅れたからと臆することなく、ぜひとも気軽に参加してほしい。

■Amazon.co.jpで購入
GNO3の動作環境
対応OS Windows 7/Vista/XP(32bit&64bit対応)
必要スペック CPU 3Dモード:Pentium 4-2.0GHz以上
2Dモード:Pentium 3-1.0GHz以上
メインメモリー 512MB以上(Windows Vistaは1GB以上)
HDD 2GB以上の空き容量
グラフィック 3Dモード:DirectX 9.0c対応ビデオカード、VRAM 128MB以上
2Dモード:DirectX 9.0c対応ビデオカード、VRAM 64MB以上
公式サイト http://www.gno3.ne.jp/
月額課金 1155円(カード決済)、3780円(NTTドコモ、コンビニ、WebMoneyによる3ヵ月分決済)

GNO3推奨PCが続々登場!

 なお、「GNO3をプレイするために、ひとつPCを新調しようか?」という読者には朗報だ。ユニットコム、サードウェーブ、オンキヨー、デルの各社が「GNO3推奨PC」を3月19日より順次販売開始している。一部のノートPCは2Dモードのみ推奨ではあるが、モビルスーツ1台買うのに比べれば、どれも安いモノ!?

デスクトップPC

ユニットコム(Faith)
FORTISSION DX-UC
ユニットコム(パソコン工房)
Amphis BTO GS810iCi5-GSP
ユニットコム(TWOTOP)
VIP G-Spec i575P55/GT240-GUN
サードウェーブ(ドスパラ Prime Galleria)
Prime Galleria デスクトップ推奨モデル
Prime Galleria デスクトップ推奨コンパクトモデル
オンキヨー
DX1007A5

ノートPC

サードウェーブ(ドスパラ Prime Galleria)
Prime Note Galleria ノート推奨ハイグレードモデル
Prime Note Galleria ノート推奨モデル
オンキヨー
DX1007A5
DM511
DM311
デル(Alienware エイリアンウェア)
Alienware[エイリアンウェア] M11x(4月上旬発売予定、3Dモード&2Dモード推奨)

■関連サイト

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう