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大阪が萌え一色に染まった日! 日本橋ストリートフェスタレポ

2010年03月30日 19時00分更新

文● 河村椎祐

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東の秋葉原、西の日本橋!

 西日本最大の電気街・大阪日本橋。春の恒例イベントとなった『日本橋ストリートフェスタ』が、今年も3月21日に開催された。『日本橋ストリートフェスタ』は、日本橋と大阪ミナミエリアの活性化を目指して、電気とポップカルチャーをテーマに毎年3月に開催されているビッグイベント。6回目の開催となる今年も、日本橋のメインストリートである堺筋を歩行者天国にして、近隣のお店の協力のもとコスプレ大会やアニソンカラオケ、ロボット展示など様々な催しが展開されていた。

 1年を通して、日本橋最大のお祭りとなる『日本橋ストリートフェスタ』。そのメイン会場となるのは、大阪市内を南北に貫く大動脈・堺筋の日本橋区間、およそ600mを封鎖した歩行者天国だ。歩行者天国のいちばん南側、千日前通に面した場所にオープニングステージが設けられており、そこから北に向かって一直線にレッドカーペットが伸びている。ここがオープニングを飾るパレードの会場となるわけだが、午後0時に筆者が会場へと到着したときにはすでに移動が困難なほど多くの人が繰り出していてイベント開始を待ちわびていた。

近隣の今宮戎神社の福娘(巫女さんとはちょっとニュアンスが違う)が、祭りの成功と安全を祈願して福笹を関係者に授与

左から日本橋のオリジナルキャラ音々(ねおん)とでんのすけ、それに地デジカが開会式を盛り上げる。右後方のキャラは何だっけ? 最近のゆるキャラブームで、名前を覚えるのも一苦労だ……

 午後1時。ファンファーレとともにスタートしたイベントは、まず二足歩行ロボットとしては国内最大級となる身長171cmの「通天閣ロボ」(!?)への特別住民票授与式から。大阪市の住民となった通天閣ロボは、これから全国を行脚して大阪のPR活動を行なっていくという。その後、陸上自衛隊第三師団音楽隊の行進を先頭にパレードが開始。大阪冬・夏の陣で活躍した真田幸村を偲ぶ赤備えの「大阪城甲冑隊」が後に続き、さらに今回のイベントに集まったコスプレイヤーや日本橋界隈で働くメイドたちのパレードが展開していった。

大阪の象徴たる「通天閣」を二足歩行ロボにしてしまうところに、どこか大阪らしさがあるような無いような。ちなみに今回は歩いている所は公開されず、関係者によって台車で運ばれているところにおかしさを覚えた

パレードの先頭は陸上自衛隊の音楽隊。一糸乱れぬ行進でパレードを先導していた

真田幸村にちなんで赤い鎧に身を包んだ「大阪城甲冑隊」。ちなみに鎧は「桶側二枚胴具足」と呼ばれるもので、紙で自作したものだとか。かつて大阪の陣の際には、この堺筋のある辺りを真田幸村の軍勢が突撃していったという

電気街として知られる日本橋だが、通りを一本入ると多くの住民が生活を送っている普通の町だ。地元の小学生が手作りの甲冑を身にまとってパレードに参加した

コスプレ隊は「たんすケータイあつめタイ」として参加。廃棄される携帯電話は希少金属の宝庫。タンスに眠っている使われなくなった携帯電話は、まさに日本の隠れた鉱脈といえる

最後は、日本橋界隈のメイドカフェやリフレクソロジーで働くメイドたちが行進。やっぱり日本橋にはメイドがよく似合うよね!

(次ページへ続く)

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