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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第11回

店頭でお安く買えるケータイの実力をチェック!

2010年03月29日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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au「CA004」がバランスよく高機能!

 まずは13項目の対応表から。

  ドコモ au ソフトバンク
N-07A SH-05B S002 CA004 840SH 841P
価格(新規一括) 1円 3万5000円 1円 1円 0円 9000円
画面サイズ 3.0型 3.0型 2.7型 3.1型 2.9型 3.0型
画面解像度 480×854 480×854 240×432 480×800 240×400 240×427
カメラ画素数 320万画素 530万画素 319万画素 809万画素 200万画素 318万画素
カメラAF ×
手ぶれ補正 × × ×
ワンセグ ×
ワンセグ横画面 ×
ワンセグ録画 × ×
GPS × × × ×
おサイフケータイ × ×
Bluetooth × × × ×
無線でPCモデム × × × ×

 圧巻なのはCA004だ。画面解像度こそドコモの2機種にわずかに及ばなかったが(とはいえ今回唯一の有機ELディスプレイだ)、8メガのカメラを皮切りに対応表はすべて○という多機能ぶり。1円でここまで機能が揃っているなら十分過ぎる。同じEXILIMケータイでも上位モデルの「CA003」と比べると随分差はあるのだが、安価ケータイだけで比べるなら大変優秀である。

 次点となるとドコモのN-07AかSH-05Bだろう。どちらもGPSは非搭載。あとはカメラ重視なら後者、Bluetooth重視なら前者か。ソフトバンクの2機種は不利だが、840SHは「0円」と聞いてイメージする機能に近いのではないだろうか。ホワイトプランやホワイト家族24で無料通話を利用するのに便利な端末と言えそうだ。

 もっともソフトバンクはこの2機種以外でも、少し前の機種に目を向ければ高機能なケータイが随分安く売られているケースがあるので、各自店頭でチェックしてほしい。

GPS以外は満遍なく使える ドコモ「N-07A」

 タッチパネルではなく、タッチセンサーを使った操作になるのだが、センサー自体の反応は良好。クローズ時でもワンセグ・動画・カメラ・ボイスレコーダー・スポーツアプリをタッチセンサーで操作できる。対応表に載っている以外の機能では、テキストリーダーや辞書機能(英和・和英・国語)もある。通信速度は下り最大7.2Mbpsに対応。HSUPAには対応していないが、正直十分な性能を持つ端末だ。

N-07A

すでに型落ちの機種だが、機能的には十分。ワンセグは予約録画のほか、バーチャル5.1chサラウンドの音響効果もある

ちょっと高いが見た目以上に“超”便利
ドコモ「SH-05B」

 雑誌「セブンティーン」とのコラボで、カラバリはピンクばかりの3色で話題のケータイだ。ドコモの冬春モデルでは安めの3万5000円ほどだが、高校や大学に入学する娘さんにねだられて「結構するな……」と困っているお父さんの姿が目に浮かぶ。ただし価格分の工夫が随所に見られる。

 なにしろ対応表に載せられなかった主な機能をピックアップしても、カメラ関連だけで「名刺リーダー」「シーン自動認識」「顔優先AF」「ベストセレクトフォト」を搭載。さらにインカメラでも連写や画質設定、ベストセレクトフォトが使える。プリインストールアプリにはネット辞典、リモートメールアプリも用意。色さえ納得できれば“大人”も使える端末なのだ。

若い女性向けの機能がとにかく充実している。特にインカメラ周辺。自分撮り用の撮影機能はもちろん、インカメラを使ってミラー代わりに端末を利用する「ハンドミラー」機能はキーの長押しだけで起動できる

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