米ヒューレット・パッカード社は24日(現地時間)、同社ワークステーションのラインアップを一新。インテルが今月リリースした新型Xeon(Westmere-EP、関連記事)を搭載可能な製品などを発表した。
既存のZ800、Z600、Z400シリーズで、Xeon 5600番台が選択可能になるほか、新開発の省スペース筐体を採用した「Z200 SFF」を追加している。
またモバイルワークステーションのハイエンド機種として「HP EliteBook 8740w」を発表。Core i7シリーズやディスクリートGPUの搭載による高性能に加え、デスクトップ用ディスプレーで同社が展開しているDream Colorの技術を用いた高精細液晶ディスプレーも採用している。30bit処理で10億色の表現をうたうほか、カラーキャリブレーション機能で正確な色調整が可能としている。
また、3Dディスプレーの開発も表明され、パッシブタイプのプロトタイプを公開。4月に米国で開催される放送機器向けの展示会「NAB 2010」でも詳細を発表するなど、広がりつつある3D分野にも積極的に取り組んでいく姿勢を示した。
