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企業システムを席巻する BI最新事情 第13回

ウイングアーク テクノロジーズの新しいUI

データの世界を自在に飛び回るBI「Dr.Sum EA MotionBoard」

2010年03月25日 10時00分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

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データの俯瞰から細かいアラートまで

大画面(の一部)表示から、左上のグラフにフォーカス=全画面表示に。さらに別のグラフに切り替える

全体を俯瞰している画面がスムーズにスクロール&拡大縮小する。全体像の中で現在どこにいるのかは、右下のマップで確認できる

アラートレーダーチャートにアラート出現。このチャートだけをPDF化して任意のメンバーに配信する

集計表は、画像イメージやチャートを一緒に表示可能

Dr.Sum EA MotionBoardは、分析だけではなく予測も行なう。その予測の信頼度はどの程度か? 過去のデータに複数の予測法を当てはめ、どの予測法がフィットするか検証できる

拡大したグラフに、手書きで「Check」を入れると、そのまま保存される。拡大縮小も行なわれるし、Dr.Sum EA MotionBoardを開いた際にも消えていない

ラインナップが増えたエンジン
64ビットにも対応

新ラインナップ

新ラインナップ

 今回の発表では、Dr.Sum EA MotionBoardのみならず、Dr.Sum EAのラインナップも一新されている。具体的には、小規模ユーザー向けのエンジン「Dr.Sum EA One」と中大規模ユーザー向けの「Dr.Sum EA Premium Plus」が追加された。従来のラインナップに存在していた小規模向けの「Dr.Sum Standard」と中規模向けの「Dr.Sum EA Advanced」は、32ビットOS専用品だったが、これらは姿を消すことになる。

 Dr.Sum EA Oneの価格は100万円。1000万件のテーブル、同時ログイン数3で、SMBが対象だ。Dr.Sum EA Premium Plusの価格は600万円。1~5億件のテーブルとなり、データ件数の増加に対応したエディションとなっている。

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