GwibberとPiTiViが標準アプリになる!
あわしろいくや:「Gwibber」がデフォルトで入るようになったのは象徴的ですよねぇ。
小林:Twitterみたいなマイクロブログのためのクライアントですね。
村田:割と素直なので、皆さんUbuntuからたくさんつぶやいてください。
編集S:Ubuntu Magazine Japanへの感想もつぶやいてねー。
ミズノ:複雑な機能は付いてませんが、ごく普通に使う人にとっては充分かなーと。複数のタイムライン流せますし。
hito:Ubuntu的には「ブロードキャスト」ということになっていますね。その逆で、「Empathy」は「プライベートチャット」と。どっちも似たようなツールではあるんですが。
あわしろいくや:Empathyと操作感が統一されてますな。
村田:インストール時点でとりあえず使える、というのは便利ですよね。
編集S:ふ、複数アカウント使う場合の誤爆対策はっ!?
ミズノ:ないです。頑張って使い分けてください。
編集S:がーん。誤爆つぶやきは読者さまに無視していただくしかないな。
あわしろいくや:あとは「PiTiVi」の追加が大きいような気がします。
やまね:ビデオ編集ができるソフト?
ミズノ:デジカメの動画撮影機能とか、デジタルビデオカメラで撮影した画像を切り貼りするためのものですね。
hito:切り貼りだけができる動画編集ソフトだと思って頂くのが良さそうです。本格的な動画編集だと、エフェクト追加したり色々できますが、その手の機能はありません。切り貼り専用。
小林:用途がよく分からないのですが、どういうものでしょう?
hito:世の中には「YouTube用ビデオカメラ」という家電ジャンルがありまして。$100~$200ぐらいで、YouTubeにそのままアップロードできるやつ。アメリカとヨーロッパでそれなりに売れてるそうです。
やまね:で、そのままアップロードすると問題のある部分を切り貼りして除去、と。
ミズノ:その代わりに「Gimp」がなくなりましたが……。そのぶん、写真管理ソフトの「F-Spot」がパワーアップして、基本的な編集ができるようになったからいいのか。
あわしろいくや:Gimpよりはユーザー数多そうですな。Gimpを使いこなせる方なら、自力でインストールしたりもできるでしょうし。
編集S:編集者的にはGimpないと困るー! まぁ確かに自分でインストールすればいいけど。
村田:デフォルトの選択肢としてはアリかなぁと。
hito:LiveCDなので容量少ないですし、Gimp使うような人は自力でインストールしろ、でいいはずですよね。
瀬尾浩史:「PiTiVi」の方がユーザーさんは多そうペン。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第61回
PC
~師範、Ubuntu道場が最終回です!~ -
第60回
PC
~師範、組版システム「TeX」について教えてください!~ -
第59回
PC
~師範、Ubuntu関連のイベントを教えてください!~ -
第58回
PC
~師範、日本語Remixの作り方を教えてください!~ -
第57回
PC
~師範、Ubuntu独自のテクノロジーについて教えてください!~ -
第56回
PC
~師範、いまどきの仮想化について教えてください!~ -
第55回
PC
~師範、Ubuntu 12.04の特徴を教えてください!~ -
第54回
PC
~みなさん、Ubuntuに触ったきっかけを教えてください!~ -
第53回
PC
~師範、Ubuntuのヘビーユーザーってどんな感じでしょう?~ -
第52回
PC
~師範、Ubuntuは今後どうなるんですか?~ -
第51回
PC
~師範、ARMって何ですか!~ - この連載の一覧へ