パナソニックは19日、熱線センサーによって人の動きを察知、自動で照明器具の電源をON/OFFできるスイッチ「eワイヤレスシリーズ」を発表した。
仕組みは、天井につけた熱線センサー発信器が、そのセンサー範囲内に人が居て、動いているかどうかを判断。電源のON/OFFを管理する埋込スイッチ・受信器に情報を送信し、自動で照明器具の電源をコントロールできるというもの。
もちろん、手動での電源のON/OFFも可能で埋込スイッチ・受信器のボタンを押すだけでいい。
このセンサーと埋め込みスイッチ間は電波式のワイヤレス通信のため、配線工事が不要。また、両器具が壁にさえぎられているような場合にも電波が届くので、設置場所の自由度もたかく、導入のしやすさがポイント。
なお、熱線センサー発信器の駆動電力はリチウム電池2個を採用。電池寿命は、1日8時間センサーを動かした場合で約5年となっている。
価格は、熱線センサー発信器が1万4700円。埋込スイッチ・受信器(プレート別売)が1万1500円で、21日から発売している。