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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第7回

リビングの大画面テレビをPCディスプレーにする技

2010年03月23日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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HDMI接続でのフルHDがベストだが
アナログRGBでもなんとかなる

 液晶テレビの一部には、パソコン用の映像入力端子を備えている製品がある。メーカーにもよるが、上位機種ではアナログRGB入力(D-sub15ピン)を搭載するテレビも多く、ネットブックを含めて大抵のパソコンから出力できるので利便性が高い。

パソコン用にアナログRGB入力を用意している機種もある

 今ではほとんどすべてのテレビに、HDMI入力端子が用意されている。パソコンにHDMI出力端子があるなら、ケーブル1本で音声と映像を出力できるので手軽だ。デジタル接続なので高画質なのもうれしいところ。テレビにDVI入力端子があるなら、DVI-HDMI変換アダプターを利用してつなぐ手もある。ごく少数だが、シャープのAQUOSなど、DVI入力端子を備えている液晶テレビもある。

 今回はパソコン側に、テレビ機能内蔵ノート「Qosmio V」を使用している。まずパソコンとテレビに映像ケーブルをつなぎ、テレビの入力を切り替えたら、パソコンで「Windows」+「P」キーを押す。すると出力の選択メニューが出るので、「プロジェクターのみ」をクリックしよう。これでテレビにパソコンの画面が表示されるようになる。

 なお、映像端子の変換アダプターを使ったり、アナログRGBで接続する場合、テレビが入力を検知できないことがある。そのため製品によっては、入力を検知しない端子に切り替えられない。そんな時はテレビ側で入力端子の自動検知を切って、強制的に入力を切り替えられるようにする。例えばKDL-52EX700の場合、「外部入力設定」→「オートインプットスキップ設定」→「スキップ設定」→「表示する」に切り替えればいい。

自動で認識しない場合は設定を変更。写真はブラビアの場合

 HDMI経由で接続するなら、通常は1920×1080ドットのフルHD出力が可能だ。ただし、パソコン側の内部ディスプレーと同時に表示する際は、ディスプレーの解像度と同じサイズに制限されることがある。そのため、プレゼンモードで利用するわけだ。

 D-sub15ピンでアナログRGB接続する場合などは、パソコンとテレビの対応解像度をチェックする。例えばVAIO Xなら、下記表の解像度で出力できる。一方でKDL-52EX700はアナログRGBの場合、表の解像度で入力できる。つまり、この組み合わせではフルHD表示ができないのだ。またスペック上は1280×768ドット表示が可能なはずだが、1024×768ドット表示になってしまった。

VAIO XのアナログRGB出力解像度 KDL-52EX700のアナログRGB入力解像度
1600×1200、1440×900、1400×1050、
1360×768、1280×1024、1280×768、
1024×768、 800×600
1920×1080、1280×1024、1360×768、
1280×768、1024×768、 800×600、
640×480

 ドットバイドット表示では、画面の中央にXGAのデスクトップが表示される。1画素に1ドットが表示されるのでくっきり表示されるが、これでは見た目が悪い。そこで、テレビ側で拡大表示をする。その際、単に全画面表示するのではなく、アスペクト比を保ったまま拡大することが重要だ。拡大するとぼやけて画質が落ちるもの、少し離れれば気にならない。動画の閲覧も問題なく、必ずしもHDMIでなくてもいいように思えたほどだ。

ブラビア側で拡大表示する

RGB接続で拡大表示しても、画質は悪くない

アイコン部分の拡大写真

 たいていの場合、パソコンのスピーカーよりも大画面テレビのほうが高音質なので、音声もテレビから出力したい。HDMIならケーブル1本で済むこともあるが(パソコン側が対応している場合)、ほかの接続方法では映像とは別に接続する。別途ミニプラグケーブルや光ケーブルが必要だ。

アナログRGB接続でテレビから音を出すには、音声出力ケーブル(写真左下のケーブル)をつなぐ必要あり

 またHDMI入力する際に、画面の四隅が切れてしまうことがある。これは映像の端を隠す「オーバースキャン」というモードで表示しているためだ。パソコン画面を使う場合は、「ジャストスキャン」モードに変更しよう。

画面端が切れる場合は、表示設定を変更する(レグザの場合)

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