朝7時から並んで買いました!
2010年3月18日の朝7時、筆者は新宿西口の大手家電量販店の前にできた行列の中でたたずんでいた。
目的はプレイステーション3用地デジチューナー「torne」を購入すること。発表された段階で大いに話題になっていたtorneだが、初回出荷台数はそれほど多くないという情報があり、さらに大手通販サイトで早々に予約が終了したこともあって、当日は激しい争奪戦が繰り広げられるのは間違いなさそうな情勢である。
前回の記事で実機を入手することを予告したものの、開店後に行ったのでは売り切れで買えない可能性も高そう。しかも、今回買えないとしばらくは入手困難という話も聞く。
そこで、徹夜明けの身体に鞭を打って行列に飛び込んだというわけだ。その甲斐があり、無事にゲットできたので、早速使用レポートをお届けしたい。
早速箱からtorneを取り出しインストール!
箱に入っていたのは、本体となるUSBチューナーとtorneのソフトウェアが収められたパッケージ、そしてUSBケーブルとアンテナケーブルである。早速USBチューナーをPS3本体に接続(ちなみにチューナー自体はUSBバスパワーで動作する)し、本体を起動してtorneのインストールディスクを挿入する。
すると、本体ファームウェアのアップデートが行なわれ、その後torneのインストール処理に進む。インストールが終了すると、メニュー(XMB)に「テレビ」のアイコンが追加され、下位項目として「torne」が現れる。
torneを立ち上げると、まずは初期設定のウィザードが開始される。画面の表示サイズや地域を選択するとチャンネルスキャンが始まり、しばらく待つと受信可能なチャンネルが自動的に登録される。さらにゲーム中の同時録画機能や、他のtorneユーザーの動向が把握できる「トルミル」機能の利用の有無などを設定すれば完了だ。

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