シンクロ・フィンガーズ 1.0
作者:スタジオルーペ
価格:230円
もし、もし20年……いや、10年前の僕がこのゲームをプレイしていたら、もう2段階は上のスピード感でタップできていたことだろうと……。そう、プレイするたびに思わされます。確実に、経年劣化が進行しているようですorz
何度も書かせていただいてますが、スタジオルーペさんタイトルの特徴で、画面写真1枚でゲーム性の説明が済んでしまいます(笑)。「シンクロ・フィンガーズ」の場合は、その傾向がさらに進んでいて、タイトル画面を見ていただいただけで、もう分かっちゃうんじゃないかというほどです。
画面に表示される2つの十字キー(のようなもの)を、2つ同時にそれぞれ指定された方向に入力する(タップする)。やることといえば、これだけなのですが、なんでここまで集中もし、緊張するんだろう。
その理由の1つは、十字の中央をタップする指示=記号があるからではないかと気がついてみました。
PlayStationのアナログスティックには押し込んで入力という操作もありますが、十字キーを押し込むという操作はないような気がします……って、これは完璧な言い訳です、ごめんなさい。僕はシンプルにゲームプレイヤーとして劣化しているんです。でも、がんばる。このソフトでリハビリする!
ちなみに「シンクロ・フィンガーズ」は一回まちがえるとゲームオーバーになります。厳しい(笑)。ただ、片方をタップしまちがえただけなら、ゲームオーバーにはなりません。2つタップして組みあわせをまちがえていたら、ゲームオーバーということです。
片方だけタップしまちがえるというのはレアなケースかもしれませんが、現実に、何度かこのルールに救われたことがあります。
そういえば、AppBankさんが掲載した「シンクロ・フィンガーズ」のレビューで、kazuend君が、こんな写真を載せてました。
まぁ、なんといいますか、いくつになっても、どこの毛が生えても「大人げ」だけは生えません。
電撃ゲームス3月19日発売号では、スタジオルーペさん、RucKyGAMESさんへのメールインタビューを掲載させていただいています! ぜひ、チェックしてみてください。よろしくお願いいたします。
筆者紹介──倉西誠一
石川県金沢市出身の元・電撃PlayStation編集長。著書は「モンスターハンター」シリーズのプレイログである「狩られ道」「狩られ道豪黒毛」(いずれもアスキー・メディアワークス)だが、最近はすっかりiPhoneゲーマー。Twitterアカウントはkararemichi。