昨年11月に公開されたSF映画『2012』が、19日にBlu-ray&DVD『2012 スタンダード版/エクストラ版/Blu-ray&DVDセット』(発売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/スタンダード版:1980円、エクストラ版:2980円、ブルーレイ&DVDセット:3990円)として登場。その発売を記念し、18日にヤマダ電機 LABI 品川大井町店で「“2012”年生き残り大作戦!!」と題したイベントが行なわれた。ステージには、“貧乏アイドル”として話題の上原美優さんと、「M-1グランプリ 2009」で王座に輝いたお笑いコンビ「パンクブーブー」の黒瀬純さんと佐藤哲夫さんが現れた。
映画は『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』を放ったローランド・エメリッヒ監督の手によるもの。マヤ文明の世界終末説に着想を得て、2012年に世界のあちこちで天変地異が起こるという衝撃のストーリーだ。
上原さんは貧乏アイドルとしてリアルにサバイバルな暮らしをしていたこと、パンクブーブーは生き残り競争の激しいお笑い界でM-1グランプリで王者になったことでゲストに招かれたという。つまり、3人は映画で必要とされていた“生きる力”を持っているのではないだろうかと。ちょっとシャレっぽいが、理由としては面白いと思う。
ステージではまず、用意されたスクリーンに映画のハイライトを映し出して鑑賞するところからスタート。ひと通り見終わると「涙が出る出る、ヤバイ!」と上原さん。すると「名言、出ましたね!」と黒瀬さん。上原さんはプライベートでも最近、Blu-rayのレコーダーを購入したという話もしていた。
続いては映画にちなんで、2012年を考えるコーナー。「もし地球が2012年に滅亡するなら、何をしたいか?」を3人に考えてもらったところ、まずは黒瀬さんが「ごはんたべます」、上原さんは「12人でスゲェ物食べる」と回答。12人家族の上原さんは、家族全員が揃ったことがないそう。「世界の三大珍味を食べたい」とコメントした。佐藤さんは上原さんの回答をまねて、「13人でスゲーものを食べる」とボードに書き込んでウケをとった。
次の質問は上原さんに答えてもらう「パニック状態の時、パンクブーブーのどちらを頼りにしたいか?」というもの。黒瀬さんが「少林寺拳法で助ける!」と、両手で突きなどを繰り出す一方、佐藤さんは「ものまねをする」と言って、ドラクエの勇者と武器屋の会話(ドラクエの会話すると出るエフェクト音を口でまねる)を披露。すると上原さんは「ものまねしたりとか、余裕がある佐藤さんのほうが頼りになる」として、佐藤さんを選んでいた。
さらに「2012年、自分たちはどうなっているか?」という質問では、上原さんがボードに「まなべかおりsan ポジション」と書き、ポスト眞鍋かをりさんを狙うことを宣言。普段から「新人の心を忘れないことを心がけています」「毎日、新聞を読んでいます」と補足していた。狙うは「とくダネ!」出演だそうだ。
なお、この作品はDVDが1980円、未公開シーン集が収録された特典DISCが同梱されたエクストラ版が2980円、Blu-ray&DVDでも3990円と新作としては破格のプライス設定。Blu-rayのさらなる普及を狙うとしている。
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