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仮想アプライアンスという選択肢 第5回

ProxySG Virtual Appliancesを追加

ブルーコート、WAN高速化を仮想アプライアンスで提供

2010年03月17日 10時45分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月16日、ブルーコートは同社のWAN高速化アプライアンス「ProxySGファミリー」に仮想アプライアンス「Blue Coat ProxySG Virtual Appliances」を追加した。

ProxySGをソフトウェア化した「ProxySG Virtual Appliance」

 Blue Coat ProxySG Virtual AppliancesはWAN高速化の機能を提供するアプライアンスを、VMware(ESX/ESXi Server v3.5、V4.0)上で動作するソフトウェアとして提供するもの。搭載する機能は既存のProxySGと同等で、ファイルサーバへのアクセスやメールの送受信、SharePointやExchangeなどの通信を最適化する。

ProxySGが実現する機能

 SSLにも対応するため、Webアプリケーションの最適化も行なえる。また、ストリーミングのストリップやローカルキャッシングなどの機能を搭載することで、ビデオ配信も最適化する。さらに、DHCP/DNS/認証などの機能を持つWindows Serverとハイパーバイザ上で同居させることで、小規模拠点での複数のサーバーを統合することができるという。

 製品ラインナップは、最大10ユーザーの「VA-5」、最大50ユーザーの「VA-10」、最大125ユーザーの「VA-15」、最大300ユーザーの「VA-20」の4モデルが用意されており、非公開ながらアプライアンスサーバーよりも安価な料金が設定されているという。

仮想アプライアンスのラインナップとスペック
モデル最大ユーザー数最大帯域サーバ要件
ProxySG VA-5102MbpsデュアルコアCPU、4GBメモリ、200GB HDD
ProxySG VA-10506MbpsクアッドコアCPU、4GBメモリ、300GB HDD
ProxySG VA-1512512MbpsクアッドコアCPU、6GBメモリ、600GB HDD
ProxySG VA-2030018MbpsクアッドコアCPU、8GBメモリ、800GB HDD

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