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Kiss X3と徹底比較!

高感度で優位!? EOS Kiss X4の画質を検証

2010年03月17日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ISO 12800の高感度撮影の実力は!?

 感度設定は、拡張機能をオンにすることで最大でISO 12800相当に設定することができる。ここでもX4とX3を比較してみよう。


X4の感度撮影サンプル画像

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 400

ISO 1600

ISO 800

ISO 3200

ISO 400

ISO 6400

ISO 800

ISO 12800

 ノイズそのものはISO 800から出始めるが、ISO 1600まではあまり目立たず良好といえる。ISO 3200までは少なめだが、ISO 6400から一気に増え始める。偽色もISO 6400から目立ち、IS 3200までと6400以降で大きく画質が変化する。

 なお、ハイライト部分の白飛びが控えめなのはISO 200と400。一番高画質で撮りたいならISO 200がお勧めだ。ISO 1600までは十分に実用範囲と言える、ISO 3200でも多少ノイジーになるが、実用上はそれほど問題はないだろう。ISO 12800では偽色もノイズも増えてしまい、暗部のディティールが損なわれがちになるが、大きく画質が崩れることはない。


X3の感度撮影サンプル画像

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 100

ISO 400

ISO 200

ISO 800

ISO 100

ISO 1600

ISO 200

ISO 3200

ISO 100

ISO 6400

ISO 200

ISO 12800

 X3でも傾向は似ており、ISO 6400からノイズが目立ち始める。ノイズ自体はISO 800あたりから出始める。

 最高感度の設定値は同じISO 12800までだが、X3のISO 12800に比べるとX4のほうが画像の崩れ方が少なく、ディテールを維持できている。最高感度までを使うような人なら確実にX4のほうが良い。

 高感度時の画像を見比べて思ったのだが、オートホワイトバランスの性能がX4のほうが向上している。大型ストロボ用のモデリングランプの下で撮影していて、色温度は2500K程度しかない状況だが、X4はほぼ正確な色合いになるように調節されている。

 従来のキヤノンのオートホワイトバランスは蛍光灯ではしっかり補正するが、タングステン光源の場合には雰囲気を残すためか、若干赤みが残ったままだった。しかしX4ではきちんと補正するようになっている。正しい色再現をできるのはいいのだが、色温度設定でケルビンを数値で設定する方法がないため、雰囲気を残したいと思うような人だとまともな色が出てしまい、逆にがっかりしてしまうかもしれない。

 ホワイトバランスに雰囲気重視か、忠実にか、ピクチャースタイルのような機能が追加されると面白いかもしれない。

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