自分が作ったメモをXperiaからチェック
ソーシャルメディアを用いたコミュニケーションからは若干話が外れるが、松村さんはXperiaをさらに活用するためのサービスとして「Evernote」(エバーノート)をぜひオススメしたいとのことだ。
Evernoteはテキスト、PDFファイル、画像データなど、さまざまなファイルをインターネット上のサーバに保存し、パソコンやスマートフォンといった端末に表示することを可能にする。いわゆるクリッピングサービスと呼ばれるものだ。
サーバに保存したデータをXperiaにインストールした専用アプリから見る。PDFファイルも自動的に変換される。Evernoteの利用は基本的には無料だが、有料のプレミアムサービスを利用することで記録容量が増えるほか、Office形式のファイルなどにも対応する |
たとえば松村さんは普段からノートパソコンを持ち歩いて仕事を進めているが、そのパソコンで作った原稿のテキスト、新しい企画の走り書き、PDFで保存したプレゼン資料、取材先の地図データ、気になったウェブサイトの記事といったものを、すべてEvernoteのサーバに保存するのだという。
パソコンからEvernoteのサーバにデータを保存するにはウェブブラウザでアクセスするか、もしくは専用クライアントソフトを用いる(Windows/Mac OS X用が用意されている) |
Evernoteのサーバに保存されたデータは、専用アプリ(Evernote for Android)からアクセスできる。その場合、テキストデータだけでなく、本来リーダソフトが必要なPDFファイルなども専用アプリ上で表示できる。逆に専用アプリ上で新規作成したメモをサーバに保存することも可能だ。
Xperiaからももちろんメモの作成やアップロードが可能。専用アプリ内に録音機能が用意されており、音声メモをアップロードしたり、端末内のファイルに直接アクセスする機能も持っている |
また松村さんはTwitter上で気になるつぶやきがあった際もEvernoteに保存している。この際にマルチタスクが利用できるXperiaの特性を活かして、複数のアプリを組み合わせた使い方をすると、さらに便利になる。
具体的にはブラウザ上で表示したつぶやきをコピー&ペーストして、Evernote上のメモ作成画面に貼り付けたり、またメモとして残したい画像データがあれば端末上に保存。そのデータをあらかじめ指定されたメールアドレスに送信するだけで、新規メモとして作成してくれる。
このEvernoteの活用によって、ローカルのパソコンや端末に依存しないデータの保存や場所を選ばない仕事環境の構築が可能になる。
UIやエンターテインメント性に注目が集まる機会が多いXperiaだが、追加アプリケーションの導入やマルチタスクの活用によって、ユーザーのコミュニケーションや仕事を大幅に強化してくれる存在でもあるのだ。
※本記事で紹介した機種はいずれもiモードには非対応です
※ご使用時には「パケ・ホーダイ ダブル」などのパケット定額サービスのご利用を強くお勧めします
※一部有料のアプリケーションがあります。アプリケーションのダウンロードには、別途パケット通信料がかかります
※本商品はお客様がインストールを行うアプリケーションなどによっては、お客様の携帯電話の動作が不安定になったり、お客様の位置情報や携帯電話に登録された個人情報などが、インターネットを経由して外部に発信され不正に利用される可能性があります。このため、ご利用されるアプリケーションなどの提供元および動作状況について十分にご確認の上ご利用ください
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