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専用アプリや連携サービスでパワーアップ!

TwitterもEvernoteも「Xperia」で一段上の活用!!

2010年03月26日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部 写真●小林 伸

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Xperiaに専用アプリを導入すれば、さらに深くTwitterを使いこなせる

 今もっとも盛り上がっているソーシャルメディアはやはりTwitter。Timescapeからはタイムラインのチェックやつぶやきの投稿が可能だが、Twitterをより深く活用するのであればTwitter専用アプリの利用も考えたい。

 中でも今回紹介するのは「Seesmic」。2000人以上フォローしている松村さんは、「タイムラインはできるだけ多く読みたいし、全部を読むのは難しいとしても自分へのリプライは素早くチェックしたい」と考えている。まずXperia+Seesmicであれば高解像度の画面を利用して、多くのタイムラインを表示できる。

左がTimescapeからアクセスできるモバイル版Twitter。つぶやきの投稿など、基本的な機能はもちろん一通り利用できるが、さらにTwitterを深く使いこなしたいなら専用アプリの導入を検討したい

 また、アプリがマルチタスクで動作するのもAndroid OSを搭載するXperiaならではの利点だ。たとえばSeesmic以外のアプリを起動していても、一定間隔でTwitter上の更新をチェックして通知してくれる機能が利用できる。この通知はタイムライン上のすべてのつぶやきを対象にすると頻繁になりすぎるので、自分宛のリプライやDM(ダイレクトメッセージ)があった場合だけに通知するといった設定も可能だ。

Seesmicを始めとする専用アプリでおなじみなのが通知機能。一定間隔でつぶやきやダイレクトメッセージをチェックし、新着があれば画面の一番上の部分で知らせてくれる。更新頻度を頻繁にしすぎるとバッテリの消耗が早くなる点には注意

 ウェブブラウザとの連携もAndroid端末であれば一味違ってくる。たとえばブラウザでウェブを見ているときに、Twitter上で話題にしたいサイトがあったら、そのリンクを長押しする。表示されたメニューから「リンクを共有」→「Seesmic」を選べば、Seesmicが起動して、そのURLを含むつぶやきの作成画面が表示される。また長いURLはボタン1つで短縮できる。その反対にTwitterに含まれるリンクからブラウザを起動することも可能である。

他のアプリとの連携機能も積極的に使いたい。ブラウザ上でリンクを長押しすると、アプリ選択画面が表示され、Seesmicを選ぶことで、そのリンクをすばやくTwitter上に投稿できる
逆にSeesmicから他のアプリを呼び出すことも可能。左画面のURLをクリックするとブラウザが開くほか、「メニュー」ボタンを押して「Share」をクリックし、Eメールを選ぶと、つぶやきの内容をメールで送信可能

 ちなみに複数のアプリを使っていると、操作が複雑になるという心配はXperiaでは必要ない。「戻る」ボタンさえ押せば、いつでも1つ前の操作画面に戻る。これは異なるアプリをまたいで利用する場合でも同様だ。

Xperiaのボタン操作を確認しておくと、左がアプリのメニューを表示する「メニュー」ボタン、中央はいつでもホーム画面に戻る「ホーム」ボタン、右が1つ前の操作になる「戻る」ボタンだ

 自分に合ったアプリを見つけ出して、それを活用するだけでなく、複数のアプリを組み合わせて利用することで2乗、3乗と便利になっていくのがXperiaの魅力と言える。

foursquareで位置情報をつぶやいてリアルなコミュニケーションにつなげる

 松村さんは現在のTwitterについて「人間版のRSSリーダー」という表現をする。通常のRSSリーダーではウェブサイトの更新状況をチェックできるが、知人や友人が現在どういうステータスなのかを知るのがTwitterというわけだ。

 実際Twitter上ではテキストの書き込みだけでなく、自分が食べているものの写真を貼ったり、自分の位置情報を書き込んだりといった、自分が今置かれている状況を知らせる使い方をしているユーザーが多い。

Android版のfoursquareアプリを起動すると、GPSで現在位置を測定し、すでに他のユーザーが入力したスポット情報が表示される。そのうち1つに、もしくはリストになければ自分で登録した上でチェックインすることで、Twitter上に自分がいる場所を自動投稿する

 そこで「foursquare」とXperiaとの連携にも注目したい。foursquareはGPS機能付きのスマートフォンと組み合わせて利用するウェブサービスで、自分が実際に行った場所の位置情報やスポット情報をウェブ上に残せる。

 またそれぞれのスポットにコメントを書き込めるので、「このレストランのパスタがオススメ」といった情報を共有できるほか、foursquareに自分の位置情報を登録したときに、Twitterに自動的にその情報を投稿する機能も持っている。この投稿を利用すれば知人が近くに来ていることなどもわかるので、その場合は食事に誘ったりとリアルなコミュニケーションを深めるのにも使える。

そのスポットに関するクチコミを共有できるほか、マップを開いて、すでに登録されているスポット情報を検索することも可能
ウェブ上のfoursquareにログインすることで、自分がいつどの場所でチェックインしたかをまとめて見ることも可能。この情報をGoogleカレンダーなどに読み込んで、過去のスケジュールを管理するのにも使える

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