前回はGXRのシーンモードから「ズームマクロ」「遠景」を試したが、今回は「スポーツ」「夜景」「ポートレート」の各モードを試してみた。
「スポーツ」モードの感度上限はISO 400まで
「スポーツモード」は名前からもわかるように、動きの速い被写体を撮影するためのモードである。速い動きに対応するためシャッタースピードは速めに設定され、その分ISO感度を上げる傾向にある。
しかし、いくら上げるといっても限度があり、上限はISO 400までとなっている。ちなみにISO感度をユーザーがマニュアルで設定することはできない。
このあたりは画質を重視した感度でノイズ感を感じさせないためと考えられる。画像設定についても同様で、画像の色調はスタンダードに近い。
シャープネスに関しては若干高めになり、やや硬めに仕上げるようだ。フォーカス設定についてはユーザーが好みで設定できるので初期設定の「マルチAF」では追いきれないくらい速い動きの被写体に対しては「フルプレススナップ」などで任意の撮影距離の設定をしておくとよいだろう。
この連載の記事
-
最終回
デジカメ
今後に期待と不安と……GXRと過ごした3ヵ月 -
第11回
デジカメ
手ブレ補正が欲しい!GXRの動画撮影 -
第10回
デジカメ
これまでに気になった点を「GXR」開発陣に直撃! -
第8回
デジカメ
「GXR」のシーンモードを試す!「ズームマクロ」「遠景」編 -
第7回
デジカメ
「GXR」でコンバージョンレンズを使ってみた! -
第6回
デジカメ
「GXR」で180秒露光に挑戦! -
第5回
デジカメ
GXRの「なるほど!」なスナップ撮影方法 -
第4回
デジカメ
やっぱり必要!? レンズユニット「A12」を徹底検証! -
第3回
デジカメ
「GXR」と「GRDIII」「GX200」の画質に違いはあるのか!? -
第2回
デジカメ
GXRのマクロレンズユニット「A12」は必要か? - この連載の一覧へ