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行っとけ! Ubuntu道場! 第15回

~師範! おうちサーバ使うのって楽しいんですか?~

2010年03月11日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

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サーバって何ですか?

hito:とゆーことで本題に戻して、「おうちでサーバ使ってますか?」みたいな話題に。

やまね:その前に普通の人に「サーバ」って何なのかって説明しなくていいのかなと。

hito:おお、確かに。

村田:普通の人が意識する「サーバ」ってどんなのでしょうか?

あわしろいくや:人知れず勝手に動いてるコンピュータ、ぐらいのイメージが多そうですな。

小林:最初にそこの説明からですね。

hito:サーバの基本は、「何かのサービスを提供するもの」です。

ミズノ:ちょっとアレですけど、さっきのビールサーバの例が分かりやすいですかね。

瀬尾浩史:レバーをひねるとビールが出てくるペン?

小林:ビールサーバの場合だと、「ビールを提供する」という「サービス」をするもの、ということになりますね。

村田:そうですね。これをコンピュータがやると……。

やまね:ボタンをクリックするとビールが出てくる?

編集S:ううう、比較的まじめなやまねさんまで迷走を始めると収拾が付かないんで。勘弁してください(素)。

あわしろいくや:コンピュータの場合だと、「Webページを表示するためのHTMLを返す」とか、「ファイルを必要に応じて返す」といったものになりますな。

小林:読者の方が、この道場を見ているのもサーバのおかげですね。読者の方のPCからアスキー・メディアワークスさんのサーバに「道場のHTMLください」という要求をして、サーバからHTMLが供給されています。

村田:ビールサーバの「レバーをひねるとビールが出てくる」というのと同じですね。「アクセスするとHTMLが出てくる」。

編集S:ふむふむ。でも、ふつーサーバってネットワークの向こう側にあるじゃないですか。なんでご家庭に置く必要が……。

あわしろいくや:「便利だから」です。

ミズノ:ないと困ります。

小林:必要がなければインターネットごしに使うのでもいいですが、深く使いこなそうとすると自宅に置いた方が便利、ということもあるように思います。

編集S:でもサーバの設定とか維持ってめんどくさそー、っていうのが普通の人だと思うのです。

やまね:いや、この人たち普通じゃないから。

瀬尾浩史:え、おうちにサーバあるのって普通じゃないのペン?

hito:ふつーのご家庭にはサーバの1台や2台ありますよねぇ。

あわしろいくや:自宅からファイルサーバをなくすのは無理すぎます。むしろ足りない。

ミズノ:あれ? こないだ6TBほどHDD買ってませんでした?

あわしろいくや:使い切る日が近そうです。

編集S:(遠い目)なにかよく分からない世界に住んでいる人たちがいるお……。

小林:いくやさんの場合、外付けディスクでもいいんじゃないでしょうか?

ミズノ:いくやさんが常時外付けディスクかついでたら、夜逃げと区別つきませんよ?

編集S:この人たち絶対Ubuntu Oneとか使わないね、きっと。

Ubuntuユーザにはおなじみの、2GBまで無料のオンラインストレージサービス。9.10から標準で使えるようになっている。通知スペース上にある雲アイコンをクリックすると、ホームディレクトリ内の「Ubuntu One」フォルダを開ける。このフォルダの中身やTomboyメモを、複数のPCで自動的に同期できるサービスだ

hito:無料の2GBコースだと足りなくて、有料の50GBでも厳しいでしょうねぇ。でも、あれはあれで便利ですよ? 出先でも自動的に同期されますし。

あわしろいくや:ですねー。

ミズノ:原稿書くときなんかに使ってますよ、Dropb○x。

やまね:Ubuntu Oneじゃないのか……。

村田:しかも伏せ字の意味がないような気がするでミソ。

あわしろいくや:1台1.5TBじゃ足りません! せめて10TBぐらいにしてください!

hito:「せめて」で10TB。業が深い。

村田:自分はさすがにそこまでは要らないです。

編集S:ほっ。ここにいる全員が数十TBクラスのデータ運用してたらどうしようかと。

ミズノ:自宅のLANを192.168.0/24で作ったのを激しく後悔してるんですよねー。たった254台しかマシンが動かせない。

瀬尾浩史:さらに何かがおかしいペン……。

編集S:ううう、じゃあ次ページで「みんなが使っているサーバの台数と、何を動かしているのか」を簡単にまとめてもらおうと思いますー。収拾付かなかったらどうしよう。


(次ページへ続く)

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