追加出費でBDレコか、シンプルなHDDレコかの選択
ソニー「BRAVIA」のシミュレーション
KDLー46EX700の実売価格を22万9800円と想定した場合、エコポイント3万6000点、ショップポイント2万2980点、ブラウン管テレビリサイクル3000点で、ポイントを利用すると6万1980円相当のAV機器が手に入れられる。
(1)レコーダーの選択
第1候補のレコーダーは少々厳しい。というのも、ソニーはDVDレコをすでにラインナップしていないため、基本的にはBDレコのみが選択肢となるからだ。320GB HDD内蔵でシングルチューナーの最普及モデル「BDZ-RS15」でも実売8万5000円前後となるため、+2万円ちょっとの出費となってしまう。ダブルチューナー機の「BDZ-RX35」は実売10万円前後となるので、+4万円弱の追加が必要だ。
ただし、BDやDVDにこだわらず、単純にテレビ録画ができるだけで良いならば、BRAVIA用のHDDレコーダーユニット「BRX-A320」を選択するという手もある。これは、320GBのHDDのみのレコーダーで、地上/BS/110度CSチューナーも内蔵。もちろん、録画予約などの操作はHDMIリンク機能の「ブラビアリンク」で、テレビの番組表とリモコンで手軽にできる。使い勝手としてはHDD内蔵の録画テレビと同様と考えていい。
実売価格も4万円前後なので、追加の出費はゼロ。HDMIケーブルが必要という場合も余ったポイントで購入できる。
(2)シアターラックの選択
第2候補のシアターラックも予算的には苦しい。46V型クラスのシアターラックとなると、大画面向きのものとなるので、その価格は10万円前後になってしまう。ソニーの場合は「RHT-G950」が推奨モデルだが、実売価格は11万円前後で、約5万円の追加出費が必要だ。
ソニーはホームシアターシステムもラインナップしているので、こちらも見てみよう。ゴルフボールサイズの超小型スピーカー5つとサブウーファーで5.1chシステムを実現できる「HT-IS100」は実売価格8万5000円前後、「ドルビーTrueHD」や「DTS-HD Master Audio」に対応したAVアンプ「STR-DG820」は実売価格6万2000円前後となる。
AVアンプはポイントだけで手に入るが、この場合はスピーカー5本とサブウーファーも必要になる。スピーカーやサブウーファーはメーカーを問わないが、すべてを揃えるとなると、5~10万円ほどの出費となる。
すでにミニコンポなどを持っているのなら、そのスピーカーを流用できるので、まずはサブウーファーだけ追加して、2.1chでサラウンドを始めてみるのもいいだろう。単品コンポではあるが、ブラビアリンクにも対応しているので、設置や接続の手間を除けば、使い勝手はシアターラックなどと同様だ。
このほか、ソニーには専用の壁寄せスタンドなどのアクセサリーも充実している。壁寄せスタンドの「SU-Fl71M」は実売価格4万5000円前後。わざわざ買うにはちょっと高価なスタンドだが、ポイントで手に入るとなると、気になる人も多いのではないだろうか。工事不要で壁掛けに近いスタイリッシュな設置が手軽に実現できるのだ。
(3)小型テレビの選択
第3候補の小型テレビは、22V型クラスまでが選択肢に入る。生産完了となっているが今ならばまだ入手できる「KDL-22J5」は実売価格で5万5000円前後。ソニーの小型モデルは、テレビ放送の受信だけでなく、DLNAクライアント機能「ソニールームリンク」に対応しているので、別室にあるBDレコなどの録画番組の再生にも対応する。
まとめて購入するのは厳しいが、いずれBDレコも手に入れようとしている人は、ソニールームリンク対応モデルを選ぶといいだろう。
また、最新モデルの「KDL-22EX300」も実売価格は6万5000円前後なので、数千円程度の出費で済む。こちらもソニールームリンク対応だし、ブラビア・ネットチャンネルなどの新機能にも対応している。
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