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まなめの「週刊Twitterなう!」 第34回

Twitterで歌詞をつぶやいたら著作権利用料が発生?

2010年03月10日 16時00分更新

文● まなめ

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原口議員、遅刻の理由は「Twitterをしていたから」?(3日)

 3日、参院予算委員会に遅刻した原口一博総務相が、審議が始まっている時間にもかかわらずTwitterに投稿していたことが問題になった。

 予算委は午前9時開会が通例であったが、この日は午前8時50分開会という連絡が行き届いておらず、原口一博議員(@kharaguchi)は午前8時52分に審議とは無関係のツイートをしていた。その様子を見た野党・自民党の世耕弘成参議院議員(@SekoHiroshige)は「2人も大臣が遅刻するなんて前代未聞」、浜田幸一氏(@555hamako)も「解散しろ!! すぐに」と批判した。

「問題」になってしまった原口議員のツイート

 これに対しユーザーからは「遅刻で陳謝とは……なんとも情けない」「閣僚遅刻で国会中継始まらなかったのか。馬鹿馬鹿しい」「学校での遅刻の言い訳に『大臣だって遅刻してニヤニヤしてたんだから、俺らもやっていいじゃん』っていうのが流行る」といった批判の声が集中した。

 また、遅刻の原因をTwitterのせいと報じる一部のメディアに対しては「Twitterをしていて遅刻したわけじゃないだろ」「原口大臣のせいでTwitterえらい濡れ衣……」といった声が上がり、「議会関係の予定を流すbotがあれば解決」「しっかりと仕事で汚名を挽回していただきたい」と皮肉まじりに名誉回復を望む声があがった。

 原口議員はTwitter上でも「委員会審議に遅参したことを心からお詫びいたします」と謝罪している。藤末健三議員(@fujisue)のツイートによると、翌日の予算委には「原口大臣は相当早く来られていた様子」とのことだ。


「日本にも徴兵制導入?」と噂が広まる(4日)

 4日、自民党が徴兵制検討を示唆したという噂がユーザーを当惑させた。

 発端は自民党憲法改正推進本部の会合に関するニュース。「国民の権利及び義務」の項目で「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた検討を行なう必要がある」と記述したことから、一部メディアが「徴兵制検討を示唆」と報じたことが混乱のきっかけとなった。

混乱を受けて不安の声を上げるユーザーたち

 ユーザーからは「徴兵されたくないよー」「またぶっとんだ改憲案を」「現代の高度な軍隊が徴兵制で維持できるとでも」「どこまで若い世代を食い物にする気だ」「徴兵してどんなメリットがあるかわからない」など、徴兵制という単語に強く反発した意見が多く上がった。

 他にも「ニートの問題とか雇用の問題への対応としての徴兵制ってのはちと筋が悪い」「ドイツでも徴兵義務はあるけど、実際に軍に行っている人の他に、福祉サービスに『徴兵』されている人達が大勢いる。このおかげでドイツは比較的安定した安価な福祉サービスがあるが、そのせいで徴兵制をやめられない」といった社会問題への対策としての徴兵制に対する意見も多く上がった。

 大島理森幹事長は「論点整理はあくまでも他の民主主義国家の現状を整理したもの。わが党が徴兵制を検討することはない」とすぐに否定のコメントを出しているという。

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