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エコポイント狙いのお得なテレビ購入術 第1回

エコポイント改定直前! 今テレビを買うべき理由

2010年03月09日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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37V型高機能モデルが8万円台!?

「CELL REGZA」シリーズ

昨年話題を集めた東芝「CELL REGZA」もエコポイント対象から外れる

 では、基準の変化によって対象となる地デジ対応テレビはどのように変化するのだろうか。エコポイントの公式サイト上に対象製品のリストが掲載されているので、それを元に確認してみよう。

 液晶テレビの売れ筋の大きさである37V型で見てみると、3月までは70モデル以上が対象製品としてリストアップされているが、4月以降になるとわずか20モデルと1/3以下に減少している。

 4月以降、リストから外れてしまう製品には魅力的なモデルも多い。たとえば遅延がわずか2フレーム以下という強力なゲームモードを搭載するほか、USB/NASへの録画に対応、SDメモリーカードスロットを搭載するなど多機能な製品である「REGZA Z9000(37Z9000)」は、4月以降エコポイントの対象から外れることになる。

昨年9月に発表された東芝「REGZA Z9000」シリーズ

昨年9月に発表された東芝「REGZA Z9000」シリーズ

 ただ、その影響か、ここのところ実売価格は下落し続けており、価格.comで見てみると最安値は10万円を切っている(3月8日現在)。ちなみに発売当初である2009年10月時点での最安値は25万円を切ったあたり。それが今年1月初頭には半額近い12万円台となり、その後も価格下落が続き、現在はさらに2万円以上安くなっているという流れだ。

 37V型の場合エコポイントは1万7000点となっているため、仮にREGZA Z9000を10万円で購入したとしても実質的な価格は8万3000円となる。さらに販売店のポイントがつくのであれば、お買い得度はさらに高まる。

 このようにエコポイントを活用しつつ、さらに4月以降の改定を睨みながら製品を選択すれば、液晶テレビをお得に購入することが可能だ。そして浮いた分のお金をBDレコーダーなどの購入に回すこともできる。

 ただし、前述の通りエコポイント取得には申請が必要であり、購入すれば即発行という訳ではない。後から戻ってくるという形なのでそこだけ注意しよう。

 次回からはメーカー別にエコポイントの活用例を考えてみたい。


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