エコポイントは使い方も重要
取得したエコポイントは何に使えるのだろうか。家電量販店などのポイントは、1ポイント=1円などとして次の買い物のときに現金の代わりに使えるケースがほとんどだが、エコポイントでは何らかの商品との交換となる(関連記事)。
商品のカテゴリとしては、「商品券・プリペイドカード」、「地域型商品券」、「全国型の地域産品」、「都道府県型の地域産品」、「省エネ・環境配慮商品」、そして「環境活動を行っている団体への寄付」の6つで、具体的な商品はエコポイント公式サイトで確認できる。
ここで注目したいのは商品券やプリペイドカードの類で、これらに交換しておけばエコポイントを使って自分の好きな商品を購入できる。交換できる商品券/プリペイドカードとしては、各種鉄道会社が発行する鉄道やバス、フェリーなどのプリペイドカードやおこめ券やビール券などの商品券、旅行券など。
ちなみにJR東日本が発行する「Suica」と、関東の私鉄を中心に利用できる「Pasmo」は、それぞれ予定枚数である1万枚に到達する見込みになったとして、交換が中止されている。
商品券やプリペイドカードに交換する際にチェックしたいのは、エコポイントとの交換比率/換金率である。多くのケースで1点=1円となっているが、それを下回るものも存在する。
たとえば全国米穀販売事業共済協同組合が発行する「全国共通おこめ券」は、1万点で8800円分となり、1点あたり0.88円という交換比率だ。一方、1エコポイントが1円を上回る商品券も存在し、たとえばベスト電器の商品券は1万点で1万2000円分の商品券を受け取れる。1点=1.2円になるわけで、かなりお得な設定になっている。
こうした交換比率や自分の欲しいもの、さらには購入できる商品の種類、あるいは場所などを含めた使い勝手を考慮する必要があるだろう。
実際にエコポイントを取得するには、書面あるいはインターネットを使った方法のいずれかによる申請作業が必要となる。インターネットを利用する場合、エコポイントのウェブサイトから申請用のページにアクセスできる。
ここで申請者情報などを入力すると申請書が作成されるのでそれをプリントアウトし、保証書のコピーと領収書などの必要書類をのり付けして郵送すれば完了だ。これにより申請した商品が送付され(あるいは窓口で交換)、エコポイントが残っていればその点数が通知される。
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