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最新ゲームも軽快なハイパワーノート Alienware M15x (1/3)

2010年03月10日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 デルの「Alienware」ブランドと言えば、奇抜なデザインと圧倒的なパフォーマンスの高さでパワーユーザーやコアゲーマーの支持を集めるブランドだ。以前に紹介したミドルタワー型デスクトップ「Aurora ALX」はその代表である。

 しかしAlienwareで注目すべきは、デスクトップよりむしろノートパソコンの方かもしれない。国内大手メーカーでは到底ラインナップしていない、一線を画したハイエンド構成のノートパソコンが用意されているのだ。今回はその中の1機種、「Alienware M15x」を評価してみた。

Alienware M15x

Alienware M15x


エアインテイクのようなフロントスピーカーを備えた
鋭角的なボディー

 Alienwareブランドのノートは、共通のデザインコンセプトでデザインされている。閉じた状態では宇宙船っぽく見えるその外観は、一目で「Alienwareだ!」とわかる特異なものだ。鋭角的な全体の形状や発光するスピーカー部などを見ると、なんとなくスタートレック世界の「ディファイアント級」や「スチームランナー級」といった宇宙船を思い起こさせる。

前面のスピーカー内部が発光

前面のスピーカー内部が発光すると、雰囲気は「惑星連邦航宙艦のワープナセルのよう……」と表現してわかる読者はどのくらいいるだろうか?

本体前面(左)と背面。背面の開口部は排気口になっている

 日本では滅多に聞かないが、米国ではPCゲームマニアが各々パソコンを持ち寄り、ゲームの対戦プレイを楽しむ「LANパーティー」という楽しみ方がある。そうした場では、一目でブランドがわかる個性的なデザインというのは、単に所有欲を満たす以上の意味があるのだろう。

 ディスプレーサイズは15.6型だが、ボディーは厚みがある(約48.7mm)ため、同クラスのディスプレーを搭載する一般的な大型ノートと比べると、かなり大きく見える。キーボードは広々としており、ほとんどのキーがキーピッチ19mmを確保している。なおテンキーは持たない。

自由に光らせることが可能

キーボードだけでなく、タッチパッドやエイリアン顔の電源ボタン、ロゴも自由に光らせることが可能

キーボード全体

キーボード全体。Enterキーの右に機能キーがあるのは人によっては気になるかもしれないが、全体が大きいのであまり打ち間違いはない。右上はメディアコントロール

 Alienwareのマシンと言えば、あちこちが光って自己主張する独自の機能がウリのひとつ。もちろんこのAlienware M15xも、キーボードやスピーカー、エイリアンフェイスの電源ボタンなどにカラーLEDが内蔵されていて、ユーザー設定に応じて光る。光らせる色やパターンの設定は、付属ソフト「AlienFX」で自由に変えられる。

AlienFX

ハードウェア設定をまとめた「Alienwareコマンドセンター」。画面は色設定を変える「AlienFX」

AlienTouch

同じくコマンドセンターにある「AlienTouch」では、タッチパッドに関する細かい設定を変更できる。ゲーマーは別途マウスを使う場合も多いので、タッチパッドが邪魔にならないよう変更できるのは便利だ

天板部分にあるエイリアンフェイスの眼も光る

天板部分にあるエイリアンフェイスの眼も光る

M15xの付属品

Alienwareの製品はブランドイメージを大切にしている。M15xにはエイリアンフェイスのついた付属品が多数同梱されている。付属品の箱を開けてエイリアンフェイスの帽子が出てきたのには驚いた

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