タッチ操作に工夫がいっぱいのau「SH003」
こちらもN-02Bと同じくニ軸ヒンジの折りたたみ型。折りたためばカメラが自動的に起動する。カメラ画面ではほとんどタッチ操作が可能。露出補正など細かい設定をするのに便利だ。ただしシャッターを切るときは、側面のシャッターキーを押すほうがやや操作しやすかった。
メールもタッチで文字入力が可能だが、縦画面のままだ。ただしワンセグの操作画面では画面の右から左へフリックすると、専用の操作キーパッドが現れるなどの工夫がある。
モーションセンサー搭載するがタッチ操作は未対応
au「BRAVIA Phone U1」
U1もニ軸ヒンジの折りたたみ型ケータイだが、タッチ操作には対応していないスタンダードなタイプ。横画面時はワンセグの視聴機能がメインで、操作する場合も側面のキーを使う。ただし卓上ホルダーも付属しているので、横画面でのワンセグ視聴には適した端末ではある。
わかりやすいメニューで使い勝手良好
ソフトバンク「940SC」
背面にスタンドになる支えが搭載されているので、横画面でワンセグを見るのに便利。タッチ操作の画面は使いやすく、アイコンの名前もわかりやすいネーミングで好感が持てる。
また、縦横どちらの画面に切り替えても、画面に表示される情報(アイコンやレイアウト)が、大きく変わらないのも便利。多くのケータイは横画面になったとたん、縦画面とはまったく違う画面になってしまうが、本機はどちらも同じような画面で戸惑うことがない。ただ、ここまで上手くできていながら、メール入力画面は横画面になっても縦向きのまま。やや惜しい。
横画面での操作性ではこれがキング!
ソフトバンク「941SH」
横画面でのメール入力も含めて、ほとんどの場面で横画面での操作に対応している。側面のキー操作はほとんど必要ない。メールの文字入力では、画面の右半分にタッチで入力できるテンキー型ソフトウェアキーボードが表示され、予測変換まで現れる徹底ぶりだ。
カメラで撮影する場合はシャッターボタンを押すか、大きな「カメラアイコン」を押して撮影できる。941SHの場合は、3つの機能以外にも、待受画面からYahoo!ケータイなどほとんどの機能が横画面でスムーズに操作できる。とりあえず今回のテストではこの端末が最強と言えるだろう。
大画面でタッチ操作可能、モーションセンサーも搭載
新しい横画面の時代へ
最新のケータイは「横画面でできること」が一気に拡大しているようだ。ワンセグや高機能なカメラが使いやすくなり、さらにタッチパネルの自由自在な操作と文字入力も加わっている。また小さなことだが、本体を横に傾けるだけで、自動的に横画面に切り替えるモーションセンサーも横画面を使いやすくしている。ケータイの進化は「横画面」にも大きく影響を与えているようだ。
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