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新生活に選ぶこの製品、このサービス 第4回

地デジ対応スタイリッシュマシンを、お手頃価格で買う

新発想! AtomとIONでフルHD対応した「ONKYO E411」

2010年03月18日 09時00分更新

文● 石井英男

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低価格の秘密はAtomとION

コントロールパネルのシステムの評価のスコアは「3.3」であり、Aeroも快適に動く

 これまでも、国内大手PCメーカーから、地デジチューナー搭載液晶一体型PCが発売されており人気を集めていた。とはいえこうした製品は、安いものでも15万円以上するものがほとんどであった。地デジチューナー搭載液晶一体型PCが欲しいけど、予算オーバーで諦めたという方も少なからずいると思われる。

 しかし、E411シリーズの直販モデル(DE411)では、フルHD液晶と地デジチューナーを搭載しながら、9万円を切る低価格を実現している。

 この秘密は、CPUとしてデュアルコアAtomを、チップセットとしてNVIDIA IONを採用したことにある。

 Atomは、処理能力の高さはCore 2シリーズに譲るが、低価格かつ消費電力が小さいことが利点である。そのためこれまでは、主にネットブックなどの低価格モバイルノートPCに使うものという印象が強かっただろう。

Windowsエクスペリエンスインデックスの詳細画面。プロセッサが3.3だが、それ以外の項目はすべて4を超えており、十分な性能だ

 ほとんどのネットブックではチップセットとしてインテルのIntel 945GSE Expressが搭載されているが、Intel 945GSE Expressは、統合グラフィックスコアの性能が低く、動画再生支援機能も決して高性能ではない。YouTubeのHD動画(720p)やフルHD動画(1080p)を滑らかに再生することはできず、地デジのハイビジョン放送のフルスクリーン表示を行うにも性能的に厳しかった。

 しかし、E411シリーズが搭載するAtomは、これまでのAtom(ネットブックで採用されているシングルコアのAtom N270/N450)とは異なる。デュアルコアのAtom 330が搭載されているのだ。

タスクマネージャーを開いたところ。OS上からはクアッドコアとして認識されており、CPU使用率のグラフが4つ表示されている

 Atomには、1つのコアで2つのスレッドを同時に実行可能なハイパースレッディング・テクノロジーが搭載されているため、デュアルコアのAtom 330なら、4スレッドの同時実行が可能であり、OS上からはクアッドコアCPUとして認識される。そのため、Atom 330は、シングルコアのAtomに比べて処理性能は大きく向上しており、ウイルススキャンなどがバックグラウンドで動いていても、レスポンスが落ちにくい。

 さらに注目したいのが、E411シリーズでチップセットとして採用されているNVIDIA ION。GPUベンダーとして有名なNVIDIAがAtom向けに開発したチップセットであり、Intel 945GSE Expressに比べて、内蔵グラフィックスコアの性能が格段に高い。

デバイスマネージャーの「ディスプレイアダプター」の項目を見ると「NVIDIA ION」と表示されている

 NVIDIA IONには、GeForce 9400M G相当のグラフィックスコアが集積されており、描画性能が高いだけでなく、動画再生支援機能も強力であり、ハイビジョン動画も滑らかに再生できる。デュアルコアAtom+IONの組み合わせは、低価格ながら高い性能を実現する、非常に優れたプラットフォームなのだ。

 E411シリーズのWindowsエクスペリエンスインデックスを見てみたところ、一番低かったのはプロセッサの「3.3」で、それ以外の項目はすべて4を超えており、このクラスのPCとしては十分な性能といえるだろう。NVIDIA IONの搭載によって、描画性能が高いのでAeroも快適に動作する。

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