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これが自己責任の取り方だ!!

Nexus Oneを修理しに香港まで行ってきた

2010年03月02日 12時00分更新

文● 中山智

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苦手な英語でサポート窓口に問い合わせ

 本体の故障となると、修理以外どうしようもないのであらためて正規のサポートへと問い合わせを行なう。Nexus Oneのサポートはウェブ上(関連リンク)で行なっており、フォームからメールを送ることができる。

問い合わせ窓口

Nexus Oneのサポート問い合わせ先ページ(http://www.htc.com/www/support/nexusone/)。電話での問い合わせ先も載っているが、日本の窓口はなく、当然日本語も使えない

 メールでの問い合わせも当然英語が必要。お世辞にも英語が堪能ではない筆者だが、Google翻訳をつかって、英作文を作成した。コツは日本語から英語に翻訳させるのではなく、最初から英文を打ち込んで、日本語訳をチェックしながら作文するほうが変な英語にならない。

Google翻訳で英文メールを作成

困ったときのGoogle様。英訳、日本語訳両方のページを別のタブで開いておいて、切り替えながら作業をすすめるとラクである

外国に取りに来いとの無情な連絡が

 何度かHTCのサポートとメールのやりとりした結果を、簡単にまとめてみると。

●修理で対応する
●対応はアメリカ、イギリス、香港、シンガポールで行なう
●サービスセンターに送ってくれればOKだよ
●ただし発送前にサービスセンターに電話をして連絡をすること

といったことが記載されていた。英語を話すのを極力避けていたのだが……この際は仕方がない。それよりも、さらに重大なポイントが記載されていた。

●修理後は日本に送れないから取りに来てください

 ……。ただし発送できないというのは、あくまで日本にはダメだということで、サービスセンターのある国であれば送ってくれるとのこと。購入時に転送をお願いした香港の知人に再度頼むという手段もあったが、香港に別件の用事もあったので、直接引き取りにいくことにした。

リチウムイオンバッテリの
海外発送には郵便局は使えなかった

 修理することに決めたので、まずは香港のサービスセンターへSkypeを使って電話。故障状況と日本から発送する旨を拙い英語でなんとか伝えた。

 次にNexus Oneをパッキングして郵便局へ持って行きEMS(国際スピード郵便)で送ろうとしたところ……、なんとリチウムイオンバッテリは送れないと受付を拒否されてしまった! 電池を外せば送れると言われたが、それでは本来の目的を果たせないではないか!

日本郵政のサイト

日本郵便のサイト(http://www.post.japanpost.jp/int/question/12.html)にも、リチウムイオンバッテリの発送はできないと表示されている。これは携帯だけではなく、パソコンやデジカメ、携帯ゲーム機すべてが対象

 ルールはルールなので郵便局員に食ってかかっても仕方ない。別の方法を考えることにした。サードパーティのバッテリは、FedExを使って配送されてきたことを思い出し、調べてみるとFedExなら発送可能ということがわかった。FedExの営業所にパッケージを持ち込むと、特に問題なく受け付けてくれた。ちなみに香港への送料は4763円だった。

FedExなら送れる

さすがは世界最大の運送会社。リチウムイオンバッテリも問題なく発送を受け付けている

専用パッケージ

専用のパッケージを使い、電池注意のシールが貼られた状態で発送される

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