このページの本文へ

四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第17回

ニコニコ動画に住む「家族」 スズナリさん家の歌作り

2010年02月27日 12時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

特別付録 鈴鳴家の選ぶアルバム7選

 スズナリの音楽をより深く知っていただくために、おふたりが今まで聴いてきた中からベストアルバムを7枚あげてもらった。「へえー、やっぱり」から「えー、そうなの」まで、合計14枚をどうぞ。

鈴鳴おん・選


Image from Amazon.co.jp
ラジオのように

ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ (1970)

 奇跡のボーナストラック込みで大名盤。グルーヴィーな「ラジオのように」に始まり、名曲「黒がいちばん似合う」で終わる流れは完璧。まさかボーナスが追加されてアルバムの完成度が増すとはね!


Image from Amazon.co.jp
Attica Blues

アッティカ・ブルース/アーチー・シェップ (1972)

 サックス奏者の作品ですが、ボーカルを前面に出してます。もこもこした音が好み。ピッチのずれたストリングスもたまらん。ラストの子供が歌う「クワイエット・ドーン」で、もう思い残すことはない。


Image from Amazon.co.jp
Red

レッド/キング・クリムゾン (1974)

 クリムゾンは1st「In The Court Of The Crimson King」から「RED」までの7枚すべてヘビロテ。「死ぬ前に1曲だけ聴かせてやる」と言われたら、本アルバム収録の「STARLESS」と決めている。


Image from Amazon.co.jp
ミナス

ミナス/ミルトン・ナシメント (1975)

 この声で歌われるともうなんでもアリなんです。ブラジリアン・スピリチュアル。ああ、心が洗われてゆく。ベスト盤の「ミュージック・フォー・サンデイ・ラヴァーズ」でもオーケー。


Image from Amazon.co.jp
DOOPEE TIME

DOOPEE TIME/DOOPEES (1995)

 ヤン富田作品。ピアノや電子音に合わせて少女が歌う。同じくヤン富田がトラックをやった、いとうせいこうの「MESS/AGE」と共に、ぼくのバイブルです。死ぬほど聴いてますが、CDってすりきれないみたいです。


Image from Amazon.co.jp
Ys

YS/JOANNA NEWSOM (2006)

 神秘的な声の女性ハープ奏者の作品。スティーヴ・アルビニが録音! ヴァン・ダイク・パークスのオーケストラアレンジ!! ジム・オルークがミックス!!! ってなんだよ!!!! 彼女自身も唯一無二の存在。


Image from Amazon.co.jp
Untrue

UNTRUE/BURIAL (2007)

 「ARCHANGEL」という曲で衝撃を受けて、アルバム聴いてまた衝撃! すべての曲がまるでひとつの曲であるかのような世界観が貫かれています。う~ん、すごいな。音質は、もこもこプチプチしてます(笑)。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン