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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第141回

山門の上から人を監視する猫

2010年02月26日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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せっかくなので、その他の神社仏閣史跡猫も

 毎日猫を求めて散歩したり、自転車でポタリングしてるわけじゃなくて、たまたま視界に違和感を感じてみると、猫がいたりするのである。猫と出会って楽しいのはそんなときだ。

 自転車で走ってたら視界の隅に小さな鳥居と庚申堂を発見。いつのどんな庚申塔なのだろう? ということは、この道は古道だろうかと自転車を降りて見に行ってみると、猫がどうどうと昼寝してたのだ。思わずカメラを出して撮影……で、肝心の庚申塔がいつのどんなものだったのかまったく思い出せません。

片目だけあけてじろっとにらんだだけでまたお昼寝に入りました。堂々としたもんです(2010年1月 キヤノン Powershot G11)

片目だけあけてじろっとにらんだだけでまたお昼寝に入りました。堂々としたもんです(2010年1月 キヤノン Powershot G11)

 最後はちょっと古い写真。六地蔵の前で毛繕いする猫。こういう場所の猫は、猫だけじゃなくて周りも一緒に切り取ってやると雰囲気が出る。

六地蔵の前でどうどうと毛繕いしてる猫。こんな風に陰影がつくと古い由緒ある場所のようだが、なんてことない明治以降の墓地の片隅である(2006年12月 ペンタックス K10D)

六地蔵の前でどうどうと毛繕いしてる猫。こんな風に陰影がつくと古い由緒ある場所のようだが、なんてことない明治以降の墓地の片隅である(2006年12月 ペンタックス K10D)


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2010年3月5日掲載予定



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