使えるフードが欲しい!
実はこの2つのコンバージョンレンズは同社の「GX200」と共通のオプション品になっている。そのため、ということでもないのだろうが、DW-6にはフードが存在せず、TC-1には内蔵式のフードがあるとは言え、せり出し量が少なめで遮光の役に立つものとはあまり感じられない。
画質にこだわりそうなGXRのユーザーからすると物足りなさを感じてしまうかもしれない。GXRでも採用するにあたり、せめてかぶせ式のラバーフードでもいいので用意できなかったのだろうか。
なお、DW-6を試すついでに「ディストーション(歪曲収差)補正」のON/OFFも試してみた。S10の広角側は、もともとそれほどひどい湾曲収差はない。DW-6を装着しても、思った程、歪曲収差はなかった。
しかし、ディストーション補正をONにした画像とOFFの画像で効果の違いを見出すことはできる。若干画角が狭くなるというネガティブな面はあるが、建物などの直線の多い対象を撮影するときなどに使用すると効果的だろう。
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