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不況に打ち勝て! Core i3/i5で激安PC自作 第3回

Core i5で激安地デジPCを自作しよう

2010年02月25日 12時00分更新

文● H14 富田忠雄

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600W搭載のPCケースで将来の拡張性アップ

アクティス「AC600-11B/W」

実売価格:1万円前後

筐体色はブラックとホワイトの2種類がある

 PCI Express6+2ピン補助電源を2基備える600W電源を搭載するミドルタワー。+12V出力は22Aを2系統搭載しているので、ハイミドルレンジのグラフィックカードやクアッドコアCPUの「Core i7」シリーズも余裕で搭載できる。拡張ベイは5インチ×3、3.5インチ×7を装備する。標準でフロント(吸気)とリア(排気)に12センチファンを搭載しているので冷却面も安心だ。フロント上部にUSB2.0×2とラインイン/アウト端子を持っている。


メモリと光学ドライブは激安Core i3と同じに

CFD販売「W3U1333Q-1G」

実売価格:5500円前後

Core i3激安PCと同じ、DDR3-1333(PC3-10600)1GB×2本の2GBセットだ

 手ごろな価格でメーカーの永久保証が付いているCFD販売のDDR3-1333(PC3-10600) 1GB×2本セットをチョイスした。

光学ドライブ

バッファロー「DVSM-724S/V-BK」

実売価格:3000円前後

接続はSerial ATAになる

 DVD±R 24倍速やDVD±R DL8倍速などに対応するソニーオプティアーク製「AD-724x」シリーズを採用するバッファロー製だ。  PCケースをホワイトの「AC600-11W」にするとフロントが“パンダ”になるので、その際は別のホワイト(アイボリー)ベゼルのドライブを選ぼう。


OSは32bit版を選択

マイクロソフト「Windows 7 Home Premium 32bit」(DSP版)

実売価格:1万4000円前後

写真はリテールパッケージ版だが、購入は安価なDSP版がオススメ

 バッファローの地デジチューナー「DT-H50/PCIEW」は32bit用なので、Windows 7は32bit版を選ぼう。64bit対応地デジチューナーを使うなら、64bit版でもオーケーだ。


地デジチューナー搭載で8万円だ!

Core i5マルチPC構成 実売価格
CPU インテル「Core i5-661」(LGA 1156/3.33GHz) 2万円前後
マザーボード ASRcok「H55DE3」(Intel H55 Express/ATX) 1万1000円前後
メモリー CFD販売「W3U1333Q-1G」(DDR3-1333 1GB×2枚) 5500円前後
HDD WesternDigital「WD Caviar Green WD10EADS」(1TB/32MB) 7000円前後
光学ドライブ バッファロー「DVSM-724S/V-BK」(DVDスーパーマルチ) 3000円前後
PCケース、電源 アクティス「AC600-11B/W」(600W/ATXミドルタワー) 1万円前後
地デジチューナー バッファロー「DT-H50/PCIEW」(ダブル地デジチューナー/PCI Express) 1万円前後
OS マイクロソフト「Windows 7 Home Premium」(DSP版) 1万4000円前後
合計金額 8万500円前後

 1TB HDDの構成でOS込み8万500円前後となるCore i5搭載マルチPC構成の完成だ。Core i3激安構成がOS込みで5万8500円前後なので、その差は2万2000円だ。地デジチューナーやHDD容量を好みで変えても10万円で十分お釣りがくる構成になった。地デジ必須のHDCPに対応しており、フルHD(1920×1080ドット)表示できる21.5インチサイズの液晶ディスプレイを一緒に購入しても、10万円アンダーが十分可能だ。

地デジ視聴もできちゃうCore i5 PCは約8万円也。拡張性もあり長く使えるため、決して高い買い物ではないだろう。フルHD液晶を一緒に購入しても10万円アンダーで構成出来る点もグッド

(次ページへ続く)

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