Core i5マルチPC構成の
パフォーマンスをチェック
今回は前回構成した“Core i3激安構成”と性能を比較してみよう。400MHzアップしたCPUの動作クロックやターボ・ブースト機能によるオーバークロック動作、さらにGPUのコアクロックのアップとCPUとGPUが影響するベンチマーク結果に要注目だ。おまけで、推奨CPUが「Core i7」という噂のギャルゲー「リアル彼女」のベンチマークも計測してみた。果たして、CPU内蔵GPUでリアルな彼女を体験できるのか、乞うご期待!
テスト環境 | |
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CPU | Core i3-530(2.93GHz) Core i5-661(3.33GHz) |
マザーボード | BIOSTAR「TH55B HD」(Intel H55 Express) ASRcok「H55DE3」(Intel H55 Express) |
メモリー | DDR3-1333 SD-RAM(PC3-10600)1GB×2枚 |
ビデオカード(オンボード) | H55(Intel HD Graphics) |
電源 | サイズ「GUNTER-BK」(ケース内蔵500W電源) アクティス「AC600-11B/W」(ケース内蔵600W電源) |
OS | Microsoft「Windows 7 Home Premium 32bit」(DSP) |
動作クロックとターボ・ブーストの影響は!?
CHINEBENCH R10
シングルCPUとマルチCPUともに大幅に向上している。3.33GHz+ターボ・ブーストが結果にかなり影響している。とくにマルチCPUのスコアーは1500もアップしている。前回計測した「Core 2 Duo E7500」とCore i5マルチPC構成は、実にCPU1つ分に近い2900も差を付けている。
PCMark05
システム全体はHDDやメモリ速度、容量が同じなので大きな差は出ないかと思ったが、意外にスコアーに開きがあった。CPUスコアーが向上したことが影響して、“Core i5マルチPC構成”のシステム全体のスコアーもアップされている。動画エンコードの結果が今から楽しみなスコアーだ。
3Dベンチと実ゲームを試す
3DMark06
バイオハザード5
モンスターハンターフロンティアオンライン
さすがに“Core i5マルチPC構成”は、GPUコアの動作クロックが733MHzから900MHzにアップしているだけなので、劇的なスコアーアップとはならない。ベンチ中の“カクカク”動作は若干減ったような気もするが、最新の3Dゲームを遊べるレベルではない。 バイオハザード5とモンスターハンターフロンティアオンライン(以下:MHF)も同様で、fpsやスコアーはアップしているものの高解像・高描画で快適に遊ぶには「Clarkdale」(クラークデール)CPUに内蔵されている「Intel HD Graphics」は完全に性能不足といえる。
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