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Google Analyticsで知ったかぶるための10の方法

2010年02月24日 14時00分更新

中野克平/デジタルコンテンツ部編成課

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GA

 Google Analyticsの使い方を本格的に勉強しようとすると時間がかかる。そんな暇はない!という人向けに、Google Analyticsを使いこなしているふりをするための10のTIPSを用意した。原稿を書き始めてから、これってイギリスのOval Booksから刊行されているBluffer's Guideに似ているよなと思い、「Bluffer's Guide to Google Analytics」というタイトルのつもりで書いてみた。


1.時間帯別のセッション数を見ると、ユーザーの性別がわかる

 会社でPCをいじっているのはほぼ男性。したがって、セッション数が昼休みの時間帯に増えたり減ったりするサイトのユーザーは男性が多い。昼休みにセッション数が増えるサイトは暇つぶし型、減るサイトは仕事の情報源として使われている。一方、主婦向けサイトの場合、昼下がりからアクセスが増え始め、小学生の子どもが帰宅する時間帯あたりからアクセスが減る。

典型的サラリーマンサイト(左)では、お昼休みの12時、就業時間後の17時、夕食後の21時に山があるが、主婦向けサイト(右)では昼食と夕食の片付け時にあたる13時と19時に谷がある
典型的サラリーマンサイト(左)では、お昼休みの12時、就業時間後の17時、就寝前の21時に山があるが、主婦向けサイト(右)では昼食と夕食の片付け時にあたる13時と19時に谷がある


2.時間帯別のセッション数を見ると、学生ユーザーの有無もわかる

 学生の夏休みといえば、夜更かしで起床は13時ころ。したがって、夏休み期間中に13~15時のセッション数が増えるサイトは学生に利用されている。地域にもよるが、高校の夏休みは7月下旬から8月いっぱい、大学の夏休みは8月から9月にかけてであることを考慮すると、ユーザーに高校生が多いか、大学生が多いのかもわかる。

同じサイトでも、8月(左)は14時に山があり、9月(右)は12時に山があることから、高校生や大学生に利用されていることがわかる
同じサイトでも、8月(左)は14時に山があり、9月(右)は12時に山があることから、高校生や大学生に利用されていることがわかる

3.「訪問頻度」を計算すると、ページビューを推定できる

 Google Analyticsの「訪問頻度」(Visitor Recency)は前回のセッションが何日前だったのかの指標。しかし訪問頻度には、ある期間中、ユニークユーザー1人あたり、平均何セッションあったのかを計測するもう1つの「訪問頻度」(Visit Frequency)がある。訪問頻度の計算方法はとても簡単だ。「ユーザーサマリー」レポートにあるセッション数をユニークユーザーで割ればいい。セッション数が5000でユニークユーザーが2500なら、訪問頻度は5000÷2500=2.0になる。

 訪問頻度が役立つのは新規サイトの事業計画を作るとき。たとえば、100万人の会員名簿があって、DMを送付してWebサイトの開設を告知するとしよう。レスポンス率が20%と想定すると20万人、このうち10%がWebサイトを定期的に訪れると仮定すると、ユニークユーザーは2万。既存サイトの訪問頻度が2.0だとすれば、セッション数は4万と想定できる。さらに平均ページビューなど、既存サイトの指標を借りてくれば、なんとなく根拠の書いてあるレポートを作成できる。


4.ノーリファラーの直帰率を見ると、常連ユーザーの感想がわかる

 ノーリファラートラフィックはブックマークやメールマガジン、RSSフィードなど、サイトへの忠誠心が高い、常連ユーザーのトラフィックのことだ。ノーリファラーの直帰率がサイト平均よりも低いのは、常連ユーザーがWebサイトのコンテンツを気に入ってくれる証拠だ。

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