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中小規模企業向けにメール保管・監査メニューを低価格で提供

安価にメールの内部統制を! BIGLOBEサービス強化

2010年02月17日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NECビッグローブ(以下、BIGLOBE)は、メールセキュリティ関連製品を開発するエアーと提携し、中小規模企業向けにSaaS型のメールアウトソーシングサービスのひとつである「メール保管・監査」を強化し、提供を開始した。具体的には、エアーのメール情報漏洩サービス「WISE Audit」(ワイズオーディット)をBIGLOBEのSaaS基盤上で提供する。

BIGLOBEのメールアウトソーシングサービス

BIGLOBEのメールアウトソーシングサービス。メール保管・監査サービスは、上段左から2番目に配置されている

 BIGLOBEでは、3000人以上の大規模企業向けに「メール保管・監査」を提供してきたが、中小規模の企業から低コストで簡単に導入できるサービスの提供が求められていたため、今回のサービス開始に至ったという。

 初期費用を6万6780円、月額3万7800円と従来比1/10(利用者数100人、メール保管期間1年の場合)にした。また、SaaS型ということで、利用企業はインストールなどの必要がないため、導入スピードも従来の1/20になるという。

 また、コンプライアンス対応、情報漏洩対策に必要なメールの長期保存や、上司による事前監査といった機能も盛り込まれているほか、既存のメールシステムとの連携支援や設定手順の教育といった、導入から設定、運用までをBIGLOBEがトータルにサポートするのも特徴だ。監査と保管は別メニューとして利用することも可能。

価格は以下の通り。

BIGLOBEメールアウトソーシングサービス「メール保管・監査」メニュー

BIGLOBEメールアウトソーシングサービス「メール保管・監査」メニュー

 今回の発表に合わせ、メール本文や添付ファイルを自動的に暗号化してメール誤発信による情報漏洩を防止する「メール自動暗号化」メニューを、初期費用2730円、月額1万1445円にて提供する。

 BIGLOBEでは、メールアウトソーシングサービス全体を、今後3年間で700社に導入し、売上高10億円を目指す。

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