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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第139回

猫専用!? リコー「CX3」のペットモード

2010年02月12日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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マクロ撮影にも強い

 最高ISO感度は3200。ISO 1600まではけっこう使えるレベル。さすが裏面照射型CMOSセンサーだ。今回は運悪く、機材が手元にある日はすべて曇りか雨だったため、撮った写真はほとんどが高感度もの。その点、ご容赦を。

 ペット自動認識は、うまく認識するとすごく早い。ぱっと猫の顔を見つけてぱっと撮れる。

「かふか」が上を向いた瞬間をペットモードで。ISO 3200の超高感度なら夜の室内でも撮れる(2010年2月 リコー CX3)

「かふか」が上を向いた瞬間をペットモードで。ISO 3200の超高感度なら夜の室内でも撮れる(2010年2月 リコー CX3)

 もうひとつ、マクロに強いのも特徴。ペットモードではマクロ撮影ができないので、これは通常の撮影モードで。

 広角だと1cmまで望遠でも28cmまで寄れるのでアップで撮りたいときもお薦め。

毛布にくるまってる猫をマクロモードで。ISO 1083(2010年2月 リコー CX3)

毛布にくるまってる猫をマクロモードで。ISO 1083(2010年2月 リコー CX3)

 そんなわけで、室内の飼い猫も屋外の地域猫も楽しめるリコーのCX3。ただでさえ高倍率ズームと高感度な裏面照射型CMOSセンサーの組み合わせは強力な上に、とうとう猫自動認識なのだ。おもしろい時代になったものである。

 最後にうちの猫を2連発どうぞ。

FAXの上でじゃれあううちの2匹。おかげでうちのFAXは壊れかけてます。やばい。ISO 766。ISO 800程度ならこれだけきれい(2010年2月 リコー CX3)

FAXの上でじゃれあううちの2匹。おかげでうちのFAXは壊れかけてます。やばい。ISO 766。ISO 800程度ならこれだけきれい(2010年2月 リコー CX3)

ペットモードで、顔を認識したので撮ろうとしたらちょうと大あくび。くわっと開いた口を下からとっちゃいました。ISO 1131(2010年2月 リコー CX3)

ペットモードで、顔を認識したので撮ろうとしたらちょうと大あくび。くわっと開いた口を下からとっちゃいました。ISO 1131(2010年2月 リコー CX3)


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2010年2月19日掲載予定



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