超定番から上級者向けまで！ ネットツール徹底活用 第3回

鉄板Thunderbirdアドオンで作業効率アップ！

メールの誤送信を防ぎたい

■ WithAttach

　メールに「添付」「データを送ります」など設定した言葉が入っていた場合、ファイルが添付されていないと警告を出す。添付ファイルを忘れてメールを送ってしまい、あわてて再送信した覚えがある人に。

■ Check and Send

　事前に条件を指定しておくことで、メッセージ送信前にチェックができる。条件は「指定した言葉がメールにあるか」「宛先がアドレス帳にあるか」など。誤送信でヒヤリとしたことがある人に。

■ BorderColors

　送信用のアドレスに応じてウィンドウ枠をカラフルに彩り、どのアドレスで送ろうとしているのかが一目で分かるようになる。複数のメールアカウントを設定しているときには便利。

■ Address Close Button

　宛先のアドレスを間違って記入してしまった場合、わざわざ選択してクリアするのは面倒なもの。このアドオンがあればアドレスクリアボタンがつけられるため、簡単に宛先を削除することができるようになる。

■ Confirm-Address

　あらかじめドメインを指定しておくことで、送信先のメールアドレスを「組織内へのメール」と「組織外へのメール」の2通りに分けて表示し、送信前に確認できる。会社でメーリングリストなどを使っている人におすすめ。

素早く正確なメールを打ちたい

■ Signature Switch

　メーラー上で署名の選択や切り替えが可能になる。Thunderbirdは署名のテキストファイルを別途保存し、それを読み込んで署名として付ける仕組みを取っているのでこれが必須。メールアカウント別に署名を使い分けたい場合に便利。

■ WiseStamp - Email signature

　GmailやYahoo!、HotmailなどのウェブメールアカウントにHTML形式の署名を追加する。リンク、色、画像の他、TwitterやFlickrなどのサービスへのリンクなどが設定できる。複数の署名も作成可能だ。

■ ルーラーバー

　メール作成ウィンドウの上部にルーラー（目盛り）を表示し、1行あたりの文字数を把握しやすくする。携帯電話宛てにメールを送る際などに利用すると、パソコンから書いたとは思えない「読みやすい」文章が書けるはず。

■ Quicktext

　「お世話になっております」など、あらかじめ登録した定型文をツールバーからワンクリックで本文に挿入する。定型文にIDを付けて専用のツールバーに配置しておくことで、メール作成がショートカットできる。

■ Mailredirect

　メッセージのヘッダーを変えず、元の状態で転送する。複数アカウント宛てのメールが転送されてきたとき、日時などが変わってしまい、オリジナルのヘッダーが分からなくなってしまったときに。