アンテナを装備してソレっぽく
ちょっとしたアクセントをつけるために、ここではアマチュア無線用のアンテナをトップに立ててみた。
無線LANのアンテナの方が実用的だけど、コネクタで延長するとコネクタごとに電波が減衰するので余りお勧めできない。また、利用する周波数帯でアンテナの長さなどが変わってくるので、無線に詳しくない場合は、ダミーアンテナでがまんしよう。
アンテナ線もコネクタで延長すると減衰するぞ!
テレビのアンテナ線を延長するとき、間に延長用のコネクタを何個も挟むと、コネクタを通るごとに信号が減衰する。電波って女の子以上にデリケートなのだ。この際、太い5C-FBというアンテナ線を買って来て延長用コネクタを取り払うと、キレイな映像になる(特にアナログ波)。両端のコネクタもプラスチック樹脂製のヤツは、そこでも減衰するので、F型コネクター(5C用)を使うとさらにいい。
やったー!ほぼ完成!ソレっぽいじゃん!
これまでのパーツをすべて実装すると次のようになる。
そして電源を投入すると!
ステッカーチューン&ウェザリングで編集Kを黙らせる!
ラストはカッティングシートでのステッカーチューンと、編集Kからオーダーのあったウェザリング(汚れ処理)だ。ステッカーチューンは、個々のこだわりもあると思うので、自由にやっていただきたい。
一方ウェザリングは、タミヤのウェザリング専用のパウダーを使うとリアルな仕上がりになる。
エッジ周りは使い込むと下地の金属が露出するのでサビやすくなる。そこでエッジを中心にまず銀色系でウェザリングを入れていく。添付の筆や綿棒を使いフチどりをするといいだろう。あとは、雨が流れるとサビも一緒に流れ出すので、このPCに雨が流れたらどこを伝わって落ちるのか?を想像しながら、サビ色を塗っていくといいだろう。
また火器の周辺はコゲたりするので、その辺は黒やガンメタ系のウェザリングを入れるといいだろう。
がっ!ここで致命的な欠陥に気がついてしまった!
ジムに使われているチタン合金って錆びないじゃん!
Nゲージのつもりでウェザリングしてたから、つい赤錆のウェザリング入れちゃった! ぬぅ! これは設定を変えることで対応しよう!
このジムっぽい何かは、チタン合金ではなく、トタン合金を使っているのだ!
うんうん!トタン系なら鉄だから赤錆が出てもおかしくない!
しかもジムって量産型なのに、これじゃぁ職人が1台1台丹精込めて作り上げる超ハンドメイドだし……。
(次ページへ続く)