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GeForceも積める構成自在なCULVノート Inspiron 13z (1/2)

2010年02月08日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 低価格ながら実用的な性能を持ち、モバイル用途に十分な軽さも備えたCULVノートは、ネットブックと通常のノートパソコンの隙間製品的な立場から、モバイルノートの新しいスタンダードとして広がりつつある。

 しかし、ネットブックがそうであるように、低価格を重視したCULVノートはパーツ構成が画一的にならざるを得ず、違いと言えばデザインと価格くらい、といった印象がある。デルの「Inspiron 13z」は、価格や基本スペックはCULVノートに位置する製品だが、光学ドライブを搭載して搭載パーツの選択肢も幅広いなど、ユーザーのニーズにあった構成を選べるモバイルノートである。

Inspiron 13z

Inspiron 13z(チェリー・レッド)


薄型ボディーに光学ドライブも内蔵
それでも以外に軽い

 13型級ディスプレーを搭載するCULVノートと言えば、おおむね重さは1.6~1.8kg程度ある製品が多い。Inspiron 13zも重さは同程度の約1.79kg。ボディーの厚さは最薄部で17.2mm、最厚部でも26.4mmと、CULVノートの中でも薄い方だ。フットプリントが大きく厚みは薄いためか、手に持った感覚では数字よりも軽く感じる。

 CULVノートでは、光学ドライブを内蔵しない1スピンドルタイプが一般的だが、Inspiron 13zは右側面に薄型のDVDスーパーマルチドライブを内蔵している点が大きな特徴となっている。光学ドライブ搭載部分の厚みは20mm未満しかなく、この薄さに収めた点は評価できる。

薄いボディーに光学ドライブも搭載

薄いボディーに光学ドライブも搭載。昨今では必要性も減ったとはいえ、あった方が便利なのは間違いないので、これは歓迎したい

本体前面

本体前面。左端にメモリーカードリーダーがあるだけとシンプル。インジケーター類も電源だけ

本体左側面

本体左側面。左から電源コネクター、LAN、HDMI出力、アナログRGB出力、USBが並ぶ

本体右側面

本体右側面。左からヘッドホン、USB×2、DVDスーパーマルチドライブが並ぶ。ExpressCardはない

 液晶ディスプレーの天板部分はカラーバリエーションが用意され、「オブシディアン・ブラック」と「チェリー・レッド」の2色がラインナップされている。写真のとおり、つやつやで派手めの天板となっている。

Inspiron 13zはCULVノートの中でも薄いほう

Inspiron 13zはCULVノートの中でも薄いほうだ。パネルを開くとボディーの薄さがよくわかる。天板は鮮やかなチェリー・レッド

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