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北の大地は団結力が違う!! ニコニコ大会議 in 札幌レポート

2010年02月02日 12時00分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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ニコ動史に残る!? 「なごさむ事件」が勃発

 司会を務めたのは、いつものニワンゴ取締役・西村博之(ひろゆき)氏と、「メガネ」ことニコ動運営・奥井晶久氏の二人。札幌会場は、とにかくお客のノリがスゴい。例えば、舞台から「ほっかい」と呼びかければ、すかさず「どー!」とホール全体に響く大声が返ってくるように、積極的にイベントに参加しようという意思がビンビン感じられた。

ひろゆき氏(写真右)とメガネ氏(左)

ひろゆき氏がご当地名物のスープカレーを食べるシーン。運営のいたずらで激辛に仕上がっていたはずだが……。平然と食べられてしまい不発に終わる

メガネ氏は大阪と名古屋の大会議を盲腸の手術で休んだ。「見せてー」というお客の声に答えて傷を見せる

 途中、ニコニコ生放送のアンケート機能を使って、ネットの視聴者に北海道の難読地名を答えてもらうという企画のシーンで、放送が10分ほど中断するというトラブルもあった。しかし、その困難もひろゆき氏とメガネ氏のトーク、そして会場の暖かい雰囲気で乗り切る。

 北海道の地名である「和寒」(わっさむ)を何と読むか質問したシーンで、回答のひとつとして表示された「なごさむ」が印象的だったため、早速、ニコ動ではこの生放送が中断したことを「なごさむ事件」と呼んでいるようだ。

「こうなったらとたんにやることがなくなって……」「とりあえず休もうか」と舞台で座るフリーダムな二人。ひろゆき氏は、北海道は寒いからいつものサンダルではなく靴を履いてきたという話を披露

生放送が再開されたあと、会場の「土下座」コールに応じて、ひろゆき氏とメガネ氏が詫びるの図。これには生放送を見ているユーザーも許さざるを得なかったようだ


怒濤の有名ユーザーゲスト!

 札幌会場で観客が沸いたのは、やはりユーザーゲストのパートだった。今回は、絵師の「rak」さん、歌い手の「よっぺい」さんと「けったろ」さん、演奏してみた出身の「しましまP」、踊り手の北海道ダンサーズというバラエティーあふれるメンツが揃った。

オープニングナレーションは、ゲーム実況で非常に人気を集めている「幕末志士」が担当。彼らも北海道出身だ。坂本龍馬と西郷隆盛に扮する二人の声が聞こえると、会場は一気にヒートアップ!


rakさん

 最初に登場したのがニコ動で手書きPVなどを投稿する絵師「rak」さんだ。会場の二階でノートパソコンを広げて、出演者が描かれたイラストを仕上げていくというパフォーマンスを披露していた。

二階でスポットライトが当たっているのがrakさん

ニコニコ大会議のために結成された謎のバンド「Q」をrakさんが描いてみたもの。ひろゆき氏(右から二人目)など、ニコ動運営を見事に美化している

イベントの途中、何度か描いて行く経過がスクリーンに表示される。1日、最終的に仕上がったイラストがニコ動に投稿された(下記参照)



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