サイボウズ総合研究所(以下、サイボウズ総研)とマイクロソフトは、「Microsoft Dynamics CRM」と「サイボウズ ガルーン 2」のスケジュール情報を双方向に同期する「サイボウズ ガルーン スケジュールSYNC for Dynamics CRM(以下、ガルーンスケジュールSYNC for Dynamics CRM)」を、4月1日より提供開始する。
サイボウズ ガルーン 2は、中小規模企業向けのWebグループウェアのサイボウズ Office 8の使用感を引き継いだまま、スケーラビリティや管理機能、APIによる拡張性などを実装した数万人規模の大企業向けのグループウェア。
ガルーンスケジュールSYNC for Dynamics CRMは、Microsoft SQL Server 2008を介して双方向で同期する。さらに、Active Directoryによるユーザー一元管理や、統合Windows認証によるシングルサインオンに対応するなど、システム管理面での統合性を高めている。
ガルーンスケジュールSYNC for Dynamics CRM自体の開発は、マイクロソフトの技術支援のもとサイボウズ総研が行ない、Microsoft Dynamics CRM側の開発は、マイクロソフトのMicrosoft Dynamics CRM取り扱いパートナーであるメトロが行なう。製品の販売元はサイボウズ総研で、Microsoft Dynamics CRMの販売パートナーやサイボウズ製品の販売パートナーを経由して提供される。販売価格は、50ユーザーを含む基本パックが110万円となっている。
今回の両社の提携は、昨年発表されたMicrosoft SharePoint Serverに関するもの(関連記事)の第2弾。
