ネットブックを外付けHDDとして利用できる LaVie Light BL330/WA
NECの「BL330/WA」(以下BL330)は、同社のネットブック「LaVie Light」シリーズ中でもっともスタンダードなモデルである。CPUにAtom N450(1.66GHz)、チップセットにIntel NM10 Expressを採用といったあたりはごく普通。ディスプレーは「スーパーシャインビュー」液晶を採用した10.1型ワイドで、解像度は1024×600ドット。メモリーは1GB、内蔵HDDは250GB。OSはWindows 7 Starter。ごく平均的なネットブックと言える。
本体サイズは幅258×奥行き190.8×高さ27.5~29.8mm。重さは約1.17kgと軽い。バッテリー駆動時間はカタログスペックで約4.1時間とされる。内蔵無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応する。
本体カラーは「シャインレッド」「フラットホワイト」「パールブラック」そして新色の「フレッシュライム」の4色展開。いずれも光沢のある高い質感の外観だ。今回の評価機はパールブラックである。
キーピッチは約17mmで、Enterキー周り、矢印キー周りがやや詰まっている。キータッチは若干柔らかめだがおおむね良好。また、スライドパッドが前モデルより若干大きくなっていて(約1.7倍)操作感が向上している。
パワーオフUSB充電機能と
本体を外付けHDDにするUSB Duet機能
BL330には「パワーオフUSB充電機能」が搭載されている。これは本体の電源オフ時にも、USBポートから給電することで、接続したデバイス(携帯オーディオプレーヤーや携帯電話機)を充電することができるというもの。最近の大型ノートでは一般的な機能だが、ネットブックではまだ珍しい機能だ。
ACアダプターが接続されていなくても、本体のバッテリーから充電できる。本体のバッテリー消費は多少早まるかもしれないが、外出先で携帯電話機がバッテリー切れしたときなどに便利な機能だ。なお、この機能に対応したUSBポートは本体左側の1ポートのみで、初期設定ではオフになっているので、利用する場合は設定変更が必要だ。
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