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動画に強いコンデジなどキヤノンが6機種を一斉発表

ブランド名が「IXY DIGITAL」から「IXY」へ

2010年02月09日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ビデオカメラ化進む!? 「PowerShot」シリーズ

 PowerShotシリーズでは、動画に強い「PowerShot SX210 IS」、デザインをブラッシュアップした「PowerShot A3100 IS」、1万円台で購入できるエントリーモデル「PowerShot A495」の3機種が登場する。発売は、SX210 ISが3月中旬、それ以外は2月中旬となる。


PowerShot SX210 IS

「PowerShot SX210 IS」(パープル)。ディスプレーは3型(約23万ドット)の「クリアライブ液晶G」を搭載

ゴールドとブラックのカラーも用意する

 PowerShot SX210 ISは動画機能を強化。撮影環境に合わせてAF制御やAE制御、ホワイトバランス、ノイズ制御自動で調整する「こだわりムービー」を搭載する。明るさや青空/夕景、三脚の有無などにより18のシーンから最適な設定を自動判別して撮影する。さらに同社のビデオカメラ「iVIS」にも採用されている動画撮影向け手ブレ補正機能「ダイナミックモード」も搭載する。

 静止画撮影機能では、IXY 10Sと同じくシーンモードに「ジオラマ風」や「魚眼風」、「オートシャッター」を追加。またレンズは手ブレ補正(IS)機能付き光学14倍ズーム(35mm換算で28-392mm)となっている。

 撮像素子は有効約1410万画素の1/2.3型CCDセンサーを採用。予想実売価格は4万円弱。


PowerShot A3100 IS

「PowerShot A3100 IS」(ブルー)。ディスプレーは2.7型(23万ドット)

レッドとシルバーのカラーも用意する

 PowerShot A3100 ISは、アルマイト処理による高品位な外観が特徴。従来の「A1100 IS」ではバッテリーに単三乾電池を採用していたが、A3100 ISでは専用リチウムイオンバッテリーを採用。これのより最厚部が3mmほど薄くなっている。

「極彩色」モード

「オールドポスター」モード

 シーンモードとして、色味を際立たせる「極彩色」と古いポスター風の写真に仕上げる「オールドポスター」の2種類を追加。

 IS付き光学4倍ズームレンズ(35mm換算で35-140mm)を搭載し、撮像素子は有効1210万画素の1/2.3型CCDセンサーとなっている。予想実売価格は2万円弱。


PowerShot A495

「PowerShot A495」(シルバー)。ディスプレーは2.5型(約11万5000ドット)

レッドカラーも選べる

レッドカラーも選べる

 PowerShot A495は、有効1000万画素の1/2.3型CCDセンサーと光学3.3倍(35mm換算で37-122mm)のズームレンズを搭載。A3100 ISと同じく、シーンモードに「極彩色」と「オールドポスター」が追加されている。予想実売価格は1万5000円弱となっている。


全機種ともストロボ撮影に強い

 今回発表の全機種には新たに「ぴったりフラッシュ」が搭載される。これはストロボ撮影の際に、その発光量やシャッタースピード、絞り、ISO感度などをカメラが自動調整する機能。たとえば逆光で人物の顔を撮るといった場面では、高速シンクロと絞り制御によりフラッシュ到達距離を伸ばし、顔にかかる影を低減する、といった具合だ。

「ぴったりフラッシュ」の撮影サンプル。左がオフ、右がオン(以下同)。顔の影の出方に注目

メインの被写体はもちろん、暗い背景もちゃんと写っている

暗所のマクロ撮影も綺麗に撮れる

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