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2010年 Core i7/5/3搭載ノートはコレが買い! 第4回

Core i5/3でパワーアップしたモバイルノートはここに注目

2010年01月28日 12時00分更新

文● 寺崎基生

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Core i7搭載のウルトラモバイルをいち早く実現!
パナソニック Let'snote R9/S9

 モバイルノートの代表格とも言えるパナソニック「Let'snote」シリーズからも、2010年春モデル4機種が発表された。ここでは特色ある2製品を紹介しよう。

1kgを切る超軽量のワンスピンドル Let'snote R9

Let'snote R9

Let'snote R9

 「ウルトラモバイルでもパワフルなノートが欲しい」というニーズに応えたのが、Arrandaleの超低電圧版であるCore i7-620UM(1.06GHz)を搭載する「Let'snote R9」だ。重さは約0.93kgで、10.4型/1024×768ドット液晶ディスプレーを搭載するモバイルノートでは、Core i7搭載モデルとしては世界最小のサイズを実現しているという。チップセットはIntel QM57 Expressを搭載し、グラフィックスはCPU内蔵機能を使用する。

 このサイズにハイパワーCPU搭載は放熱面で苦しいのだが、2009年モデルの「Let'snote S8」で採用された放熱設計を採用して、従来の3倍もの風量を実現した。その結果、Core i7-620UMがターボ・ブーストにより2GHz以上のクロックで動作しても、余裕のある熱設計を実現したとしている。

 それ以外の仕様としては、メモリー 2GB、HDD 250GBを搭載。ネットワーク機能は、Gigabit Ethernet LAN、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANを搭載する(残念ながらWiMAXは内蔵していない)。OSはWindows 7 Professionalの32bit/64bit版セレクタブル方式を採用。標準バッテリーによる駆動時間は7.5時間となっており、軽量のわりにはかなりの長時間駆動を実現している。

 予想実売価格は18万円前後、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007搭載モデルは21万円前後。発売予定日は2月17日。

Core i5搭載でも14時間駆動 Let'snote S9

Let'snote S9

Let'snote S9

 Core i5-520M(2.40GHz)を搭載する「Let'snote S9」は、12.1型液晶ディスプレーを搭載する2スピンドルのモバイルノートだ。チップセットはIntel QM57 Express、グラフィックス機能はCPU内蔵を使用する。搭載するCore i5-520Mは標準電圧版で、ターボ・ブーストは最大2.93GHzまでクロックアップされる。

 基本構成はメモリー2GB、HDD 250GB、DVDスーパーマルチドライブを内蔵する。ディスプレーは1280×800ドットのWXGA対応で、LEDバックライトを採用する。キーボードは19mmピッチで、タッチパッドはスクロール機能に対応した丸形のタッチパッドを採用している。ネットワーク機能は、Gigabit Ethernet LAN、11a/b/g/n対応無線LANに加えて、WiMAXを標準搭載している。

 これだけの構成でも、重さは約1.32kgと超軽量の設計。その上標準バッテリーで約14時間もの長時間駆動を実現しているというのに驚かされる。なお、約160g軽い軽量バッテリーもオプションで用意されていて、こちらの駆動時間は約7時間、装着時の本体質量は1.16kgとなる。

 OSはWindows 7 Professionalで、標準は32bit版だが、64bit版に変更可能なセレクタブル方式を採用している。

 予想実売価格は20万円前後、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007搭載モデルは23万円前後となっている。さらに、250GBのSSDや4GBメモリーを搭載したプレミアムエディションも用意されており、こちらは32万円前後と想定されている。発売予定日は2月17日。

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