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日本ではまだ買えないけれど……

噂のグーグルケータイ、「Nexus One」を触ってみた!

2010年01月26日 12時00分更新

文● 中山智

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Nexus One

 CESと同時期に発表になったグーグルのAndroid OS搭載のスマートフォン「Nexus One」。グーグルは開発者向けには「Android Dev Phone 1」を提供していたが、一般向けとしては初のリリースとなる。

 まず注目はメインディスプレイ。3.7型のタッチパネルを搭載。解像度は480×800ドットで有機ELを採用し、32ビットカラーに対応しているため発色もよく高画質だ。

 物理キーボードは搭載しておらず、ボタンも本体上部の電源、側面の音量、ディスプレイ下部のトラックボールとHT-03Aなどと比べると随分少ない。“ホーム”や“メニュー”ボタンはディスプレー下にソフトウェアボタンとして装備されている。

ボタン

主要なボタン類。トラックボール以外はシンプルな仕様

 なお本体サイズはiPhoneとほぼ同じ。厚さはNexus Oneが11.5ミリ、iPhoneが12.3ミリなので、若干薄い。

液晶サイズは3.7型で、こちらもiPhoneの3.5インチと比べると若干大きい。ただし厚さは薄め。実際に触ってみるとかなりコンパクトなイメージだ

バッテリは交換式

背面カバーが取り外せ、バッテリーの交換が可能。中にはSIMとマイクロSD用のスロットが装備されている

最新のプラットフォームでサクサク動作

 メインのチップには東芝「T-01A」や、国内でも発表されたばかりのソニー・エリクソン「Xperia」などと同じく、1GHzで動作するクアルコム製の「Snapdragon」を採用している。従来までのAndroid端末にあった、画面切り替え時の突っかかりやもたつき、といったことが格段に減り、タッチパネルでスムーズに操作できるようになっている。

 Android OSの特徴であるマルチタスク機能ももちろん利用できる。ホームボタンを長押しすると、起動中のアプリのアイコンが最大6つまで表示され、タップすると瞬時に切り替わる。また、ブラウザー閲覧時にキッチリとキャッシュが働いており、前のページに戻るときは、すぐに画面が切り替わるなど、ストレスなく利用できる。

タスク切り替え

ホームボタンの長押しで、起動中のアプリのアイコンが表示される。マルチタスクは現在のiPhoneにはないメリットだ

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