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携帯電話やダイナミックコンテンツにも対応した

過去最大のバージョンアップ!Array APVに死角なし

2010年01月25日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp 記事協力●アレイ・ネットワークス

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アレイネットワークスのロードバランサー「Array APVシリーズ」が、過去最大ともいえる強力なバージョンアップを果たす。これにより、携帯電話に対するインテリジェントなサーバーの振り分けやAjaxサイトへの対応などが実現。まさに死角なしの最新のArray APVに刮目せよ。

低価格ロードバランサーは携帯電話が苦手?

 Webサーバーへのアクセスを振り分けるロードバランサーは、SSLアクセラレーションやTCPコネクションのプーリング、キャッシングなど数々の機能を統合したADC(Application Delivery Controller)として成長を遂げている。昨今はシンプルな機能を提供する低価格なロードバランサーも増えているが、いまだに一部の高価な機種でしか実現されない機能もある。その代表ともいえるのが、携帯電話からのアクセスのインテリジェントな振り分けだ。

 ご存じのとおり、日本でのWebサービスは携帯電話からの利用が非常に多く、PC向けサイトよりも携帯電話向けサイトを先に構築するのも珍しくない。しかし、キャリアのゲートウェイを介する携帯電話のアクセスはIPアドレスがひんぱんに変わり、セッションを維持するための端末特定も機器番号やデバイスIDを用い、ヘッダーやURLを書き換える必要もでてくる。もちろん、専用のスクリプトを作ることで、携帯電話のアクセスを詳細にコントロールできる製品もある。しかし、スクリプトの開発は難しく、しかもプレミアムな機能であるため、製品自体が高価であった。

 これに対して、今回紹介するArrayAPVは、新たに提供されるR6.6というソフトウェアでユニークな携帯電話対応機能を提供している。具体的には、外部にポリシーサーバーを設置し、Array APVがWebAPI経由でページに書き換えを依頼することで実現する(図1)。Array APVが受け取ったリクエストを、ルールに従ってポリシーサーバーが書き換え、変更されたリクエストをオリジナルのサーバーに送るのだ。

ポリシーサーバーを用いた携帯電話やダイナミックコンテンツへの対応

 ポリシーサーバーを利用すると、携帯電話だけではなく、ページ内の状態変化によってURL がダイナミックに変化するサイトでの振り分けやキャッシュ活用にも対応できる。

ほかにも注目の新機能が満載

高度なアプリケーション制御を実現するArray APV 1200/2200/3200/5200

 R6.6には、そのほかにも注目すべき機能が追加されている。

 たとえば、RADIUSサーバーのロードバランシングが挙げられる。ユーザー認証で用いられているRADIUSサーバーに対するリクエストを精査することで、認証系とアカウンティング系のサーバーにリクエストを分散できる。

 また、RDP(Remote Desktop Protocol)を用いたターミナルサーバーの振り分けも実現された。これを用いると、複数のターミナルサーバーをプールしておき、空いているサーバーにリクエストを振り分けることができる。

 そのほか、新ソフトウェアではIPv6パケットのNAT-PT(Network Address Translation-Protocol Translation)を介したルーティングや、モニタリングツールなどの拡充も行なわれた。

 このように、Array APVは高価なADCでしか実現できなかった機能をきっちりサポートし、ますます魅力的な製品として仕上がってきた。R6.6はフィールドテストを経て、2010年第一四半期に正式リリースされる予定だ。

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