ケータイの画面を周りから隠してくれるのがプライバシーフィルター。以前はディスプレイに貼る形のフィルターが一般的だったが、最近ではケータイの機能の1つとして提供されるケースも多くなっている。
ケータイのプライバシーフィルター機能では画面が白くなるが、ケータイによってこの白さも違うし、角度によって見えづらさも違う。そもそもどれほど効果があるものなのか? そこで今回はこのプライバシーフィルター機能をテストしてみた。
分度器付き定規を使ったアナログなテストを実行
テストの方法だが、まず角度に合わせて動く分度器付き定規を用意し、ケータイをこの定規に合わせる。筆者に向かってケータイが正面になる0度の位置、そこから15度ずつ動かし、ケータイが真横になる90度まで角度をずらしていく。ケータイとの距離は約30cm。ケータイと目の高さも合わせた。現実の利用シーンでは、ケータイの斜め上からで、かつ距離もさらに開いていると思うので、テストよりはさらに見づらくなるはずだ。
テストに使ったケータイは以下の6機種。カッコ内はプライバシーフィルターの各機種の名前とその起動方法だ。
●NTTドコモ「F-02B」(プライバシービュー/MULTIキー長押し)
●NTTドコモ「N-01B」(プライバシーアングル/8キー長押し)
●au「T003」(覗き見防止機能/TVキー長押し)
●ソフトバンク「941SH」(カラーベールビュー/ロックキー長押し)
●ソフトバンク「936SH」(新ベールビュー/辞書キー長押し)
●ソフトバンク「940P」(ビューブラインド/8キー長押し)
さらにF-02Bを使って、以下の別売のプライバシーフィルター製品をテストしてみた。
●ラスタバナナ「プライバシーガードナー」(au「SH001」用)
●リックス「スーパーメールブロック LLサイズ3インチ対応」
純粋なF-02B用の製品ではないので正確な効果が出ていないことも考えられ、参考程度にしてもらえればと思うが、貼り付けタイプのサンプルとして見てほしい。
では、次ページで実際にテスト開始!

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