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古田雄介の“顔の見えるインターネット”第64回

ブログのネタを地方FM局で発信 「がらくたGallery」の挑戦

2010年01月25日 12時00分更新

文● 古田雄介

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ラジオとは別にブログ単体の価値も高めたい

―― ではブログの運営方法を教えてください。毎日更新に近いペースで続けていますよね。

オノ 基本的には、毎朝6~8時くらいに情報収集と1本の記事の作成を済ませて、それから仕事に行くという感じです。もう、目が覚めると新しいニュースが気になってしょうがないんですね。

 そのうち情報収集に充てるのは1時間くらいでしょうか。Google Readerにかなりの数の海外サイトを登録しているので、更新のあった10~15サイトをピックアップして、一気に翻訳をかけるわけです。そこで面白いネタをピックアップしたあと、ネタ被りを避けるために、他の海外ニュースサイトを検索しまくって、まだ拾われていないネタを選びだすんですよ。それでもあとから被っていることに気づくこともありますが(笑)。

―― ネタ被りを気にすると、掲載するネタが見つからない場合は増えますよね。そういう場合は独自のストックなどで対応しているんですか?

オノ 最初の頃は1日に2~3本作っていたときもあるんですけど、今はもう1日1件で精一杯という感じですね。それに早く出さないとネタが被る可能性も高くなるので、やっぱりストックは作りません。仕事などで2~3日動けない場合は事前に告知しますし、1日だけ動けない場合は、何も言わずに更新しないこともありますね。

 普通の日でどうしもても見つからない場合は、1~3日前の海外ニュースを対象に探すわけですけど、それでもピンとくるネタがない日もあります。そのときはもう仕方ないから「あえて言えば、これかなあ……」というネタをアップします。この辺になると、自分でも作業としてやっちゃってるなあという部分が出てきますよね。

―― 私だったら、ラジオでしゃべるネタを優先して、「他のサイトと多少ネタが被っていても面白さ優先で集めればいいや」となってしまいます。そういう方向にはいきませんか。

オノ そういう気持ちがわくこともあります。だけど、ラジオとは別にブログの価値も高めたいという気持ちがあるんですよ。海外ニュースが好きな読者に「大手サイトも読むけど、あそこのブログは個別にネタを拾う価値があるよね」と思ってもらえるポジションがやっぱりいいと思ったんですよ。結果としてラジオでしゃべるネタがちょっと渋くなっても、ネタの被りを極力避けることを優先したいですね。隙間産業的なスタンスではありますけど。

―― なるほど。ちなみに、差異化のための対策みたいなものはありますか? たとえば、他では扱っていない言語のサイトをチェックするとか。

オノ ドイツ語とかロシア語とか、そっちに行ければいいですけどね、本当。昨年に海外ニュースブログの管理人さんにメールでインタビューするという企画を立てたんですが、やっぱり皆、新しい言語をマスターできればいいなと思っているみたいです。だけど勉強する時間もなくて、僕の場合は英語圏のサイトしか手を出せていないです。

 しかも英語も多少わかる程度なので、翻訳で意味が分からなかった文や単語は辞書を片手に自分で訳すといった手間がかかります。それもあって1日2本以上の記事が書けないんですよ。

海外ニュースの紹介だけでなく、「昔から大好きだった」という同種大手サイトへのインタビュー記事も掲載している

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