このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

2010年 Core i7/5/3搭載ノートはコレが買い! 第1回

Core i5/3って何が違うの? 新CPUノートの素朴な疑問

2010年01月25日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Peacekeeper

 ウェブブラウザーのJavaScript実行速度を比較するオンラインベンチマーク「Peacekeeper」で、ウェブブラウジング性能差を比較してみた。使用ウェブブラウザーはInternet Explorer 8で、標準状態でインストールされているツールバーアドオンは無効化して測定した。なお、項目別テストのうち「Complex graphics」は、Internet Explorer 8が対応しないため除外されている。

Peacekeeperの計測結果

Peacekeeperの計測結果

 こちらはほかのテストほどの差は付かなかったが、総合、各項目ともにややLL750の方が速いという結果になった。しかし差はわずかなので、ウェブブラウジングが大幅に快適になる、ということはなさそうだ。


3DMark06

 3Dグラフィックス性能のテストも3種類行なった。まずは3Dグラフィックスベンチマークの定番「3DMark06」で計測してみた。設定は初期状態のままである。

3DMark06の計測結果

3DMark06の計測結果

 予想どおり、総合スコアも各項目もLL750の方が高速という結果になった。おおむね15~25%程度の高速化を実現している。とはいえ、このスコア自体がけして高いものではなく、CPUスコア以外はAtom 230とNVIDIA IONチップセット搭載のネットトップ「Acer AspireRevo」と大差がない程度に過ぎない。3Dグラフィックス性能にはあまり期待できない。


大航海時代Online ベンチマーク

 実際のゲームに近いベンチマークテストとして、まずは「大航海時代Online ベンチマーク」を使用してみた。同ゲームは2005年サービス開始とやや古めなうえ、2003年登場のIntel 865Gチップセットの内蔵GPUでも動作する程度の、軽いグラフィックエンジンを使用している。そこで今回は、グラフィック負荷の軽いMMORPGを想定したテストとして使用した。表示解像度は「1024×768ドット/32bit/フルスクリーン」を選び、画質は「ノーマル設定」のまま計測している。

大航海時代Online ベンチマークの計測結果

大航海時代Online ベンチマークの計測結果

 同ゲームは「Totalが300あれば非常に快適に動作する」とされている。この結果からすると、LL750では非常に快適に遊べそうだ。しかし項目別を見てみると、地上でキャラクターが動き回る「Land」と「Character」は、なぜかLL700の方がわずかに速いという不思議な結果になっている。一方で、海面の描写にシェーダーを使う「Sea」では、LL750の方がかなり速い。グラフィックエンジンが古すぎて、Core i5内蔵GPUの性能を生かせていないのかもしれない。

 ちなみに、画質設定を「最高」にしてみると、LL750でもTotalが200少々まで落ちた。負荷の軽いゲームでも、高品質の表示で楽しむのは厳しいようだ。


バイオハザード5 ベンチマーク

 最後には、逆にモダンな3Dグラフィックゲームの例として、「バイオハザード5 ベンチマーク」を使用してみた。Core i5の内蔵GPUには明らかに荷が重いゲームだが、最新ゲームではどの程度の実力があるのかを見る例にはなろう。DirectX 9/10の双方で測定し、「パフォーマンステストB」を使用、設定はすべて「デフォルト」にした。

バイオハザード5 ベンチマークの計測結果

バイオハザード5 ベンチマークの計測結果。単位はfps

 結果はLL750の方が高速となった。しかし、いずれにしてもまともに遊べるような状態ではなく、「ベンチが動くのがむしろすごい」という程度だ。表示解像度や品質をすべて最低に落としてみたところ、LL750では「25.7fps」(DirectX 9時)の値が出た。これくらいなら遊べないほどではないが、快適とは到底言えないし、イベントシーンで影に隠れた部分が潰れていたりと、無理矢理動かしている印象はぬぐえない。


 同価格帯で同程度の機能のCore 2 Duo搭載ノートと比べた場合、Core iシリーズ搭載ノートは明らかな性能向上が見られる。圧倒的というほどではないが、同じ値段と機能で性能はひとまわり上となれば、お買い得と言ってもいいだろう。ただし3Dグラフィック性能の方は、やはりゲームを楽しむには不十分のようだ。「たまには3Dゲームも遊んでみたい」という人は、Core i7/5にディスクリートGPUを搭載したノートを選ぶことをお勧めする。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン