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20点以上の写真でたっぷり見せます

早くも出たー! ソニエリ&ドコモのAndroid端末「Xperia」

2010年01月21日 22時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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文字入力は「POBox Touch」を搭載
さらにキーのサイズを変える工夫も

 文字入力には予測変換機能を持つ「POBox Touch 1.0」を搭載する。入力方式の基本はソフトウェアによるQWERTYタイプ。しかし、下の写真を見ればわかるようにQWERTYなのに“Q”が無い! ローマ字入力による日本語入力に最適化するため、必要性が低いキーを表示しないのだ。

QWERTYタイプのソフトウェア入力を採用する。日本語でよく使う母音のキーがわずかに大きくなっているほか、“Q”のように使わないキーが消えている。何かキーを入力したあとは予測変換の候補が4段で表示されるほか、QWERTY部分には入力される可能性が高いキーがさらに巨大化する。グレーになったキーは押しても反応がない

メイン画面の検索ボックスからはアドレス帳のデータも検索できる。また「フリック入力が無いからダメ」という人でも大丈夫。入力方法は選択可能で、Androidでは「simeji」などのユーザー作成のソフトによって、フリック入力もサポートされているためだ。実際にテストはしていないが、多分問題なく使えるはずだ

ウェブブラウザはAndroid標準
高速かつ大画面で快適そのもの

 ウェブブラウザについてはAndroid OSに標準で用意されているもののようだ。マルチタッチではないので、もちろんピンチイン/アウトのような操作は不可能。縮小拡大は画面をドラッグすることで表示されるボタンを用いる。

 それにしても480×854ドットという高い解像度を持ちながら、高速な動作を実現しているのは1GHz動作のSnapdragonの威力だろう。ただし、フォントの見栄えについては改善を期待したいところだ。

XperiaでASCII.jpを表示してみた。画面の拡大縮小は右下のボタンで行なう。横画面では横一杯にサイトを表示しても、十分テキストを読むことができる

iPhone

高い操作性と見やすいフォントで、PC用ウェブサイトの表示でリードしてきたiPhoneだが、さすがに320x480ドットのディスプレイでは分が悪くなってきたか……

ドコモマーケットがオープン
年内の独自課金を予定

 Androidには標準のアプリストアとして、Android Marketが用意されているが正直なところ検索性に難有りだった。NTTドコモはXperiaのリリースのタイミングで独自に「ドコモマーケット」をオープンする。しかし当面はただお勧めのアプリやコンテンツを紹介するだけで、実際にアプリをインストールする際はAndroid Marketに飛ぶ仕組みだ。ドコモが課金を行なう(通信料と一緒にアプリ代金を徴収する)システムは年内の導入を予定しているとのことだ。

ドコモマーケットについては、まだオープン前なので評価はしにくいが、当面はアプリとコンテンツの紹介レベルに留まりそうだ。これは今後に期待である

もちろん標準のAndroid Marketも使える。アプリのランチャ部分なども標準と同じスタイル


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