フェリスレーシング
1台のPiaキャロヴィッツを数名のドライバーでシェア。ドライバーのみの交代なら、クルマごと交代の場合に課せられる5分のペナルティはないが、このクルマが潰れてしまったらその場でリタイアというリスクも背負っている。だが、ドライバーは皆サーキット経験豊富な猛者ばかりなので、安定して周回を重ねていた。
ところが、レース終了まであと30分というときに、悪夢がチームを襲った。なんとコーナリング中にスピンしてしまい、フロントバンパーが破損してしまったのだ。騒然とするピットに戻ってくるヴィッツ。残り時間もあと少しだし、なんとか完走しようとフロントバンパーを応急処置する。幸い、走れないほどのダメージは負っていなかった。そして満身創痍のままチェッカーを受けたのだった。
クラッシュは残念だったが、乗員も無事だし、クルマも自走できる範囲で済んだのは不幸中の幸いだ。何もなくて本当に良かった。完走おめでとう!
#173 フェリスレーシング | 総合成績 |
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総合順位 | 80位 |
クラス順位 | NS2クラス 9位 |
総周回数 | 111LAP |
総タイム | 7:03'00.200 |
アベレージ速度 | 71.799km/h |
トップとの差 | 63LAP |
ベストタイム | 2'32.963/37L |
シンクマークレーシング
シンクマークレーシングは「今回は練習」と完全に割り切っており、クルマの最終的なセットアップと燃費走行の調整を行なっていた。また、車内にはモニターがつけられ、そこにはツイッターが表示され、スカイプも使用可能という走るITマシンになっていた。前回のK4-GPでは燃料切れに苦しんだ経験を活かし、どこのコーナーを何千回転で走るように細かく書かれた紙も貼られており、次週(24日)のレースはガチで勝ちにいこうとしているのがわかる。
そんな状態だったので、あまり周回数は多くなかったが、無事に走りきり、K4-GPへのいい足がかりとなったようだった。
#179 シンクマークレーシング | 総合成績 |
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総合順位 | 84位 |
クラス順位 | NS2クラス 10位 |
総周回数 | 82LAP |
総タイム | 6:51'38.422 |
アベレージ速度 | 54.493km/h |
トップとの差 | 92LAP |
ベストタイム | 2'37.761/71L |
(次ページへ続く)