【緊急クレーム対策?】グフっぽい何かを作ってみた!
サイドパネルに穴を開ける!
地味だけどかなり大変だ!
まずはサイドパネルの加工から。ホースの長さや口にする5インチベイの位置と相談しながら、サイドパネルにホースを取り付ける穴を開けていく。
加工に使うのは、穴の直径を変えられるホールソーという工具。取り付け位置を決めたら、パネルの下に2~3cmの木材を下敷きにして穴を開けよう。サイドパネルは鉄製なので、切断にはかなりの時間がかかるが、あせらず垂直にドリルを固定して、切るというより削る感じで穴を開けるといい。切断中は、刃と鉄板の摩擦熱で切り抜く部分付近がやけどするほど加熱されるので注意。
穴が開いたらホースキャップを差し込みつつ、穴の大きさを金ヤスリで微調整。グッ!と押して固定できるぐらいがベストだが、少し大きめでスルッ!と入るぐらいになってもあとからリカバリー可能だ。
オマージュの基本!
マスキングしてペイントしよう!
筐体をペイントするには、まずケースの分解から。ファンや電源、スイッチ類を取り外して、塗料が付かないようにする。
電源の穴やLED類などはマスキングテープを使って保護しておこう。フロントパネル裏の電線類は、マスキングテープを使って仮止めしておくと作業しやすい。
筐体はたいていペイントされているが、ベストなのは紙やすりなどで丹念に磨き上げ塗料をすべて落とし鉄の下地が見えているところにペイントするといい。とはいえ、これは恐ろしく時間がかかる工程なので、プライマー(プラスチック用)と呼ばれる下地剤を薄めにスプレーしていこう。このプライマーを吹き付けなかった場合、あらかじめ塗られているペンキに新しく塗ったペンキが食いつきにくい場合がある。
プライマーを吹いた後はペイント工程だが、ベースが黒だとメタリック感が損なわれそうなので、ここではシルバーを全体に吹いた。白っぽい筐体なら、そのまま本番の色を塗ってもかまわない。今回制作したグフは、暗めのブルーメタリック、少し暗めのブルーメタリック、通常のブルーメタリックの3色を使っている。いずれも同系色なので、まずブルーメタリックを全体に吹きつけ塗装。
少し暗めのブルーメタリックの部分は、あとからブラックを軽く拭いて濃淡を出している。通常スプレーする場合は、10cmほど離して吹くが、20cm~30cm程度離して吹けば薄く色が乗るようになる。高価なエアブラシがなくても、ある程度は色を混合できるのだ。
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